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三谷幸喜のありふれた生活
8
復活の日
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コメント・書評 |
中身を読めばわかるけれど、このタイトルを見た時にはつい小松左京の『復活の日』を思い出してしまったという人は、きっと三谷幸喜と同世代の人だと思う(と、同世代の私は思う)
みなとかずあき
Jan 10, 2010 3:52:23 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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いつも同じような書き出しになってしまいますが、これが三谷幸喜の朝日新聞に連載されているエッセイを単行本化したものの8冊目になります。 2008年4月11日から2009年4月17日に載ったものだそうで、三谷の仕事に照らすと、映画『ザ・マジックアワー』公開、テレビドラマ『古畑中学生』放送、舞台『グッドナイト スリイプタイト』『returns』公演の頃だそうです。地方に住んでいると映画やテレビは見ることは出来ても、舞台はなかなか見られないので、このエッセイを読み続けているとそのあたりが歯がゆくなります。 このエッセイのシリーズ5冊目『有頂天時代』の時にも書きましたが、現在なお三谷幸喜は大活躍中で、「脂の乗り切った」時代を過ごしているようです。上で挙げたように映画、テレビ、舞台と私たちの目に見えるところでだけでなく、さらに次の作品の脚本を書き続けている姿も登場してきます。よくまあこれだけのことができるものだとも思いますし、同い年として見習わなければいけないとも思います。 そんな中でいつも私を和ませてくれるのは、このエッセイが『ありふれた生活』となっているように、仕事を離れた三谷幸喜の生活が垣間見える時です。愛犬とびの話、愛猫が死んだ話、涙腺が緩くなってきた話、母親の手術の話などの話があってこそ、このシリーズも読み続けたくなるものです。 そうは言ってもこの『復活の日』は、やはりどうしてもありふれていない生活の方の話が面白くもありました。特に東京サンシャインボーイズの復活公演と、この本に収められた「復活公演特別企画 座談会」では、ありふれていない生活のことでありながら、三谷を初めとして集まった面々の言動を知るとまるで同窓会の記録のようでもあって、そこに私はいなかったにも関わらず懐かしい感じを味あわせてもらうことができました。 こんな調子で、公私ともにもっと「ありふれた生活」を続けてほしいものです。 |
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