すべての愛がゆるされる島 メディアワークス文庫 す1−1 のお求めはビーケーワンで。2/29まで全品国内送料無料。最速24時間以内に出荷可能。 

bk1 オンライン書店ビーケーワン

送料無料キャンペーン10,000円以上(税抜)、30,000円以上(税抜)、50,000円以上(税抜)購入でもれなくポイント進呈!寄付コースもあります

> トップ商品詳細 > 書評詳細

-

すべての愛がゆるされる島  メディアワークス文庫

すべての愛がゆるされる島(アスキー・メディアワークス) 杉井 光著
税込価格: ¥536 (本体 : ¥510)
bk1ポイント倶楽部P 5ポイント(1%進呈)
国内送料無料でお届けできます
出版 : アスキー・メディアワークス
発売 : 角川グループパブリッシング
サイズ : 15cm / 197p
ISBN : 978-4-04-868220-6
発行年月 : 2009.12
利用対象 : 一般

出荷可能時間: 24h

(?) 出荷までに要する日数について
(?) 配達方法について
-
-
この本を 冊買う



10冊以上買う
(?) お困りの方
-
-

内容説明

いくつもの、狂おしく痛ましい愛の物語太平洋の赤道直下に浮かぶ、名前のない小さな島。そこには教会があり、神父とわずかな島民が暮らし、訪れるどんな二人も祝福され、結婚式を挙げることができる。同性愛、近親愛、不倫愛、そこではあらゆる愛が許される——二人が、本当に愛し合っている限り。その島を訪れる、父親と娘。それから姉と弟。ある者は愛の存在証明のために。またある者は不在証明のために。様々なものを見失って渇いた者たちの、いのちと時間がその場所で交錯する。

ソーシャルブックマーク


JavaScriptがオフの場合にはご利用いただけません。
(SBMって?)

コメント・書評

二重三重に煙に巻く
くまくま
Dec 15, 2009 11:54:05 PM
評価 ( マーク )
★★★★

 新創刊されたメディアワークス文庫。”電撃文庫で育った大人たちに贈る”という、ある意味あいまいなコピーに、うまいこと合わせて来たなあという感じがする。さすがに器用ですね。
 だからと言うべきか、「神様のメモ帳」「さよならピアノソナタ」の様に、ちょっと情けないけれど今後の伸びしろに期待が持てる少年、みたいな存在は出てこない。何というか、既に伸び切ったけれど、その不完全さをもてあましている様な大人(あるいは大人未満)が登場する。

 赤道直下にある、地図にも載せられていない島。その断崖には古い教会があり、そこを訪れる二人がどのような関係であろうと、本当に愛し合っていさえすれば、許され祝福されるという。
 父と娘、姉と弟。二人の間にある関係性を愛と名づけるため、あるいは愛を形付けるための関係性を求めるために島を訪れる。
 多分単純なことなのだけれど、色々なしがらみがそれを本質からずれさせる。そのずれは社会を成立させるために必要なのだけれど、その必要性は物語を重ねていくうちに曖昧になって、最後には煙に巻かれてしまう。

 文中のたとえ話は等価原理っぽいけれど、作用反作用の法則は、内側でどんな力が働いていても外には影響を及ぼさない、ということを示している。これを二人の関係に敷衍すると、周囲からは普通に見えていても二人の間にはどんな関係が起きているかは分からない、ということになるだろう。言い換えれば、二人の間にあるものは、二人の間だけで意味がある、ということになるのかも知れない。
この書評はいいと思った・・・
 
現在の投票 はい:3人(75%)  いいえ:1人(25%)
書評ポータル

新着書評一覧