コメント・書評 |
あまりの壮大過ぎて、どう理屈をつけていいのかわからない
みなとかずあき
Nov 23, 2009 6:28:53 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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その昔、石ノ森章太郎の『マンガ家入門』だったかで、雑誌連載の時には連載の1回ずつに見せ場がなくてはいけなくて、特に最後は続きを読ませたいという気持ちにさせるような終わり方をしなくてはならないというようなことを読んだように思う。そんなことをこの第2巻を読んで思い出してしまった。 以前からその傾向はあって、それが時に批判的にも言われているのだけれど、浦沢直樹の作品は基本的に雑誌連載をベースにしているので、1話ごとに見せ場や決めのコマなどがある。それが大きな物語全体として伏線になったり、サイドストーリーになったりするのだから、そのような物語を作り出し描くことができる浦沢直樹はやっぱりすごいと思う。 だけど、いくらなんでもこれはないでしょう。 1冊の中に、敢えて言えば4つも物語を詰め込んでしまっているのだ。 どこまで書くとネタバレになるのかわからないので、帯にある文章をそのままのせると、その4つの物語がある程度わかるだろうか。
六十年前、戦後最大の闇の中を跋扈し、 二千年前、救世主と信じられた男の運命を紡ぐ……。 そして五十年前のニューヨークでは、恋人たちに光をもたらす……。 はたして謎の漫画・ビリーバットの正体は!? 人類にとって、その存在の理由は!?
そうか、これだけ読むと4番目の物語が何かわからないか。 4番目は何と戦国時代なんだな、これが。 もちろん、浦沢マンガなので、これらはすべて伏線であるだろうとは思うけれど、どうやって収拾していくのか今から心配になってしまう。 まあ、そんな心配も杞憂なんでしょうけれど。
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