 |
悲しい本
あかね・新えほんシリーズ
|
コメント・書評 |
悲しいときほど笑顔でいよう。
kumataro
Oct 15, 2009 11:01:36 PM
|
評価 ( ★マーク )
★★★★
|
悲しい本 マイケルーローゼン あかね書房
大人のための特に父親のための絵本です。しばらく前から読んでいる本「左岸」江國香織著では、大学教授の息子が10代で自殺します。この「悲しい本」では、息子が20代で事故死します。こどもを亡くした親のショックは尾を引きます。一生、心の奥底で悲しみを抱えながら生きていく人もいます。 絵本の主人公男性は、わたしと同じくらいの50代の年齢でしょう。悲しみを忘れたふりができないと孤独が襲ってきます。暗い雰囲気をもつ人だと、周囲の人たちはその人から離れていきます。 空中には「疫病神(やくびょうがみ)」が飛んでいて獲物を狙っています。何がきっかけになるのかはわかりませんが、疫病神は瞬間的に飛び降りてきてパクッと食いつくのです。だから疫病神に隙(すき)をみせてはいけません。 自分が得をしたときに、誰かが損をしているのです。自分の幸福感は、だれかの犠牲のうえに成り立っているのです。幸福が永久に続くことはないし、不幸が続くこともありません。終わってみれば引き分けなのです。 パパは息子(エディ)が大好きだった。生きる支えだった。人間はグループのなかにいないと強い孤独感にさいなまれる。人間はつらくても笑顔でいないと自分を支えていけなくなる。
|
|
|
| 現在の投票
はい:5人(100%)
いいえ:0人(0%) |
|
|
|
|



|