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有頂天家族
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コメント・書評 |
下鴨神社付近にはオニやタヌキがいるらしい。
kumataro
Oct 10, 2009 1:07:45 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★
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有頂天家族 森見登美彦 幻冬舎
わたしは大きな勘違いをしていました。この作品は、映画化されたものと思い込んで読み始めました。本を読み終える頃、自宅の居間へ入っていくと、ケーブルテレビで偶然その映画が上映されていました。もうラストシーンらしく、しばらくして映像が終わりました。家族にたぬきが4匹出てくるお話だよねと声をかけるとどうもうそうではないという返事がかえってきました。そのときは、たぬきを人に変更してあるのだと解釈しました。その数日後、「ブタがいた教室」というDVDを見終えて、俳優さんの紹介映像を見ていたら「The 有頂天ホテル」に出演したとあり、そこではじめて自分が「有頂天家族」と「有頂天ホテル」を同一の作品だと思い込んでいたことが判明しました。人間は、いくつになってもミスをします。 さて、この本の感想です。まず、下鴨神社です。今年は3月に訪れました。「鴨川ホルモー」万城目学(まきめまなぶ)著の舞台でもあります。オニが出てくる物語でした。有頂天家族では、タヌキが登場します。4兄弟の長男は、かちかちに真面目、2男はひきこもり、3男が主人公で、4男はふがいない。アニメ「平成ぽんぽこダヌキ」も思い出しました。ほかに、赤玉先生、作中で赤玉ポートワインになぜそんなにこだわるのか不思議でした。それから、弁天さんとか、金閣・銀閣などが登場します。 読書ブログで、本作品を絶賛する記事を読んだのですが、わたしには、作品の面白さが理解できませんでした。作者はいったい何がしたかったのだろうか。タヌキを擬人化する理由はどこにあるのか。読み進むうちにたぬきがだんだん人間に思えてきました。だれが動物で、だれが人間なのかわからなくなってきます。たぬきをたぬき汁にして食う話では、映画「ブタがいた教室」で、育てたブタをこどもたちが食べるか食べないかで激論になるシーンがよみがえりました。 全体をとおして、ゲームのシナリオのような印象をもちました。ひきこもりの次男については、ひきこもりたくなる彼の気持ちが伝わってきました。
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