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道徳感情論
下
岩波文庫
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コメント・書評 |
下巻では、個々人が持っている感情と社会の関係について考察していきます。
龍.
Jun 15, 2009 9:35:07 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★
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上巻では、個々人が抱く同感の仕組みの解明から、その集合が社会規範へとなっていく過程について書かれていました。
下巻では、個々人が持っている感情と社会の関係について考察していきます。
下巻の前半で取り上げられているのは、是認と否認の感情について。
これらの感情が社会によってどのような影響を受けるのかがポイントです。
これら感情が道徳と結びついたとき、「幸せ」がいかなるものであるかを考えさせられる内容となっています。
本書には様々な具体的な場面と、その登場人物の感情の動きを説明する文章が出てきます。
その部分を読んでいると、ある場面における自分の感情の動きや他人の感情の動きを考えてしまいます。
自分の情念の動きが客観的にとらえられるという機会は、なかなかないもの。
文章自体は難解で、まわりくどい表現も多いため、読み進めるのは大変ですが、「考え」ながら読むには良い本です。
まさにこれが哲学書のだいご味だといえます。
龍.
http://ameblo.jp/12484/ |
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