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どうなっちゃってるの!?クレメンタイン
クレメンタイン
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コメント・書評 |
びっくり、苦笑い、大笑い、そして、ホロッ。すてき、クレメンタイン!
うっちー
Oct 14, 2008 11:35:17 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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いいなぁ、クレメンタイン! 実際、もし私が先生だとして、目の前に彼女がいたら、正直「ヤレヤレ」と思うかもしれないけれど。このお話は、クレメンタインの一人称でストーリが進んでいくので、彼女の心情がとてもよくわかって、何が起こっても(何を起こしても?)共感できて、「イヤハヤ、そりゃ、大変だったね。クレメンタインは、悪くないのに」と、ばっちり彼女の肩を持ちたくなった。 彼女がなぜ「困った子」なんだというと、まず、授業中に集中できない。それだって、彼女に言わせると、「いろいろなことにちゃんと集中している」から。授業中も、外でなにが起こっているのかもわかるぐらい、まどの外にまで集中しているんだって。なるほど! 校長室に呼ばれて、クレメンタインが話し出すと、校長が目玉をぎょろっとあげて天井を見た。それを彼女は、「天井ヘビをさがしているのかな」と思い、床にねころがって天井を見上げる。いっしょにさがしてあげるつもりで。それに気づいた校長は、なぜ、突然床に寝転がっているのかワケが分からず、また叱る。クレメンタインは思うのだ。校長先生は、校長になる人たちが行く学校で、あの「いやーな顔」を覚えてきたんだなって。 大人から見れば、ただの「困った子」でも、クレメンタインは、とても生き生きと自分で感じ、行動する。まっすぐ、素直に!そして、自分がやっちゃたことの痛みも、充分すぎるぐらい引き受けることになる。彼女の内面や思いがわかれば、抱きしめたくなるぐらいすてきで、おもしろいのに、なかなか人にはわかってもらえない。 幸いなことにクレメンタインの両親は、「手のかかる」と他人からは言われてしまう彼女の良さをよく理解していて、愛情いっぱいに育てている。クレメンタインが活き活きとしているのは、親のおかげ!そうでなければ、「なんで、私ってこうなんだろう…」って、自信をなくして、悩める子どもになっているに違いない。 元気いっぱいでやんちゃなクレメンタインが巻き起こす騒動やエピソードは、なんとも爽快で愉快。読めばニコニコして、クレメンタインが大好きになってしまう。 子どもは、読めば共感するだろうし、大人が読めば、自分の「大人基準」を見直すきっかけになるかも。とにかく楽しい物語だ。
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