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銀竜の騎士団  ダンジョンズ&ドラゴンズスーパーファンタジー
ドラゴンと黄金の瞳

銀竜の騎士団(アスキー) リー・ソーズビー著
安田 均監訳
柘植 めぐみ訳
池田 宗隆画
税込価格: ¥1,554 (本体 : ¥1,480)
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出版 : アスキー
サイズ : 20cm / 334p
ISBN : 978-4-7561-5124-7
発行年月 : 2008.3
利用対象 : 小学生

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内容説明

ケラック、ドリスコル、モイラは町に迫る危険に気づく。助けを求めて魔法使いのもとへ向うが…。石がつぶやく謎を解け! 残された手がかりは、暗号文とミニドラゴン。少年少女は危険な罠と黄金の瞳が待つダンジョンにいどむ。

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コメント・書評

前作よりも「読ませる」ストーリー
YO-SHI
Sep 17, 2008 12:55:37 AM
評価 ( マーク )
★★★

 銀竜の騎士団シリーズの第2弾。前作の「大魔法使いとゴブリン王」は無粋なことを言えば、「平板なストーリー」で「ムリな展開」が気になって楽しめなかった。
 それと比較すると本書は、いくらか読ませるものになっている。詳しくは紹介できないけれども、物語の背景が、最後になるまで明かされない謎として存在している。読者をミスリードする仕掛けもある。つまり、ストーリーが平板ではなくなった。こうなると、多少のムリな展開もあまり気にならなくなるから不思議だ。

 登場人物は前作と同じ、前作で晴れて伝説の「銀竜の騎士団」に任命された3人、魔法使いの弟子ケラック、弟のドリスコル、盗賊の娘モイラが主人公だ。年に1度の「プロミスの祭り」の日が近づき、衛兵が2人行方不明になる。そして大人たちの様子が変だ、何だかボーっとして、心ここにあらずの感じ。ケラックの師匠の大魔法使いでさえ、いつもと様子が違う。
 モイラの父の具合が特に悪く、それを助けようとして探りを入れていくと、どうも誰かがこの街の支配を目論んでいるらしい。例によって、大人は頼りにならないので、子どもたちで事件の解決に乗り出す。

 繰り返しになるが、今回はいくらか読ませるものになっている。読みながら「前よりいい!作者も少し腕をあげたかな」なんて偉そうなことを思っていたら、訳者によるあとがきで、真相(そんな大げさなものじゃないけれど)が明らかになった。
 何と本書は前作と作者が違うのだ。米国では2年間に12冊も出版されていて、1人の作家ではこのペースは実現しえないので、キャラクターや世界観を設定して何人もの作家が分担して書いているのだそうだ。別の言い方をすれば、このシリーズは、次々と新しい作品を提供するという企画の「商品」だったのだ。
 ということは、3作目はまた違ったテイストの物語が楽しめる、と言える一方、1作目より2作目が良かったから3作目はさらに良くなるだろう、とは言えないわけだ。作家で本を選ぶ人にとっては、ちょっと悩ましい。
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