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5年3組リョウタ組
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石田 衣良著
税込価格:
¥1,680
(本体 : ¥1,600)
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出版 : 角川書店
発売 : 角川グループパブリッシング
サイズ : 20cm / 443p
ISBN : 978-4-04-873837-8
発行年月 : 2008.1
利用対象 : 一般
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コメント・書評 |
日々普通に頑張っているすべての先生に対する応援が感じられる作品です
さあちゃん
Feb 22, 2008 10:48:43 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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中道良太25歳。5年3組は今まで低学年ばかりだった良太が初めてもつ高学年だ。勤めているのは希望の丘小学校。東京から新幹線で1時間半ほどの県庁所在地にある市で一番の伝統を誇る公立小学校だ。各学年ではクラスごとに成績とか生活態度などの競争が行われている。良太はのクラスは毎年ビリだ。影ではバカ組リョウタ組などと呼ばれている。それを気にかけぬふりをしているがでは今年こそは最下位から脱出したいと思っている。そんな良太のクラスに新学期早々教室から脱出する児童がでてきてしまう・・・ 主人公のリョウタは何となく小学校教師という職業を選んだ。いわば成り行きである。理想や夢があるわけでもない。小学校は楽しいけど教師というのは自分が生きていくための仕事として選んだのであっていい教師にはなりたいと思うけど生活のすべてを捧げるのはちょっと違うと思っている。髪は少し茶髪に染めジャージの下にはお気に入りのシルバーのネックレスをしているような今時の若者である。そんな彼が学級崩壊の危機やいじめなどの様々な問題に同僚の教師と共に立ち向かっていく姿が四季を通じて描かれている。 リョウタ先生は決してスーパー先生ではない。どこにでもいる普通の先生だ。毎日のペーパーワークにくたびれ果て問題が起きるたびにあたふたと慌てる。でも決して逃げない。頭の中であれこれ考えるより自分の気持ちに正直にぶつかっていく。その姿が爽やかで共感を呼ぶ。昨日できなかったことができるようになるその瞬間の子供達の喜びや驚きの顔を観られることが教師としての醍醐味であるというリョウタの姿に熱いエールを贈りたくなった 教師という職業。大変な割には給料もそんなに貰えるわけではない。でも日々感じるやりがいは生涯賃金などでは表せないものがあるんじゃないだろうか。誰の心の中にも大事な思い出と共にしまい込まれている先生の姿が一人でもいるはずだ。生きている限り忘れられない存在になれる。なんと素晴らしい職業だろう。 これから教師を目指そうと思っている人はとくに是非読んで欲しいと思う。現実は厳しい。でもリョウタ先生のような先生が一人でも多く現れて欲しいと思う。 |
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