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となりのクレーマー  中公新書ラクレ
「苦情を言う人」との交渉術

となりのクレーマー(中央公論新社) 関根 眞一著
税込価格: ¥756 (本体 : ¥720)
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出版 : 中央公論新社
サイズ : 18cm / 198p
ISBN : 978-4-12-150244-5
発行年月 : 2007.5
利用対象 : 一般

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内容説明

苦情処理のプロが、1300件以上を対応した体験とそこから得た知見から、相手心理の奥底まで読んで交渉する術を一挙に伝授。次々登場するクレーマーとのリアルなバトル例は、こわくてはらはらするけれどかなり面白い!

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コメント・書評

自分だけは違うという思いこみは危ない?
さあちゃん
Feb 14, 2008 10:17:51 PM
評価 ( マーク )
★★★★

  クレーマー。最近よく耳にする言葉だ。本書は百貨店のお客様相談係として様々なクレームに対処してきた作者が具体的なケースと対応の仕方を丁寧に教えてくれている。これは単に販売業だけの問題ではない。今や学校や病院など様々なところにまで広がっているクレーマーの本質をきちんと見極め対処するための指南書なのだ。
 泣き寝入り。ちょっと前まではよく聞いた言葉だ。今や泣き寝入りせずに正々堂々と自分の意見を主張する人が増えてきた。とても素晴らしい事だと思う。でもちょっと間違った事を主張する人も増えてきた。いや本人にとってはすこぶる当たり前のことだろうけどもそれはちょっとおかしいんじゃないと思えるような事も多々ある。人の立場に立てないというか客観性を持てない人が増えたのだろうか。
 少し前までの私達の住む社会は地域社会だった。つまり隣は何をしている人かがわかっていたし顔見知りがあちこちにいる集団社会だったし家族の構成人数も様々な世代にわたっていた。つまり立場の違う意見をきくことが出来たと思う。しかし核家族化が進み家族単位の構成人数も少なくなり隣はなにをする人ぞという現代社会において他人を思いやる気持ちが薄れてきているような気がする。また近頃社会の風潮が所謂言った者勝ち黙っていると損をするという風になってきてはいないだろうか?物事を損得で考えるという経済観念がこういう事態を引き起こしているような気がする。
 自分の意見を主張するということは素晴らしい事だ。でも同時に他人の意見も聞き入れられるという柔軟な発想を持つことこれも大事なことではないだろうか?決して人ごとではなく他山の石として読むことをお勧めする。
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