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余命1ケ月の花嫁
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コメント・書評 |
時間は長さだけじゃなくて。
オクヤマメグミ
Jan 3, 2008 6:25:38 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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去年TV放映されたドキュメンタリーをまとめたのが本書。 本放送で泣き、録画して見直して泣き、書店の店頭でページをめくっただけで目頭が熱くなった。 これは長島千恵さんの生命の記録だ。 重い病に倒れ、しかも余命いくばくもない辛い状態で自分のことを取材してほしいなんてきっと私なら決心できない。 自分の事で精一杯で、他の人を勇気付けようなんて思いつかないと思う。 そんな余裕をもてないと思うのだ。 表題でだいたいの想像がつくと思うが、長島さんは24歳という若さで人生の幕を閉じた。 それは昨年の春のことだ。 病を宣告されてから一年も経たない、想像以上に早かった最期の時間。 だけど口絵の写真はどれも笑顔で、死の影なんて全然気付かないほど。 千恵さんのこぼれるような笑顔は周囲の人を元気付けたんだと思う。 『こんな笑顔のかわいい人がどうして…』 読みながら何度も口絵の写真に戻って、こんな風に思った。 本書には千恵さんの闘病の記録とともに、周囲の愛情が描かれている。 家族や恋人、友達。 千恵さんがこれほど多くの人に愛されて支えられてきたのは、千恵さんもみんなを愛したからだ。そう思う。 『明日が来るのは奇跡』 私たちが当たり前だと思っている普通の出来事は、いつか当たり前でなくなるかもしれない。 目が覚めて、呼吸して、ごはんを食べて、歩いて。 それはみんな奇跡の連続なのだと。 たくさんの温かい愛情に包まれて、たくさんの出来事に感謝して、千恵さんは旅立って行った。 今もまだ多くの人の心に生きながら。
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