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川の光
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コメント・書評 |
ネズミ一家の旅それは私達にとっても新たな発見の旅でもあった
さあちゃん
Dec 22, 2007 12:53:21 AM
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評価 ( ★マーク )
★★★
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2度目の夏を迎えたタータと初めての夏を迎えたチッチの兄弟。川のせせらぎを聞きながら父親と共に穏やかな日々を過ごしていた。ある日突然樹木の伐採が始まりあたりの風景は一変する。「この川はなくなるんだ。人間のせいで」近所に住む年寄りネズミの話を聞いて父親は新しい住処を探すことを決意する。一家の旅が始まろうとしている。 3匹の行く手には様々な困難が待ち受けている。トブネズミに行く手を阻まれたりイタチに襲われたりノスリに浚われたり・・・しかしその度に窮地を乗り越えていく。それを助けてくれるのはネズミやすずめといった自分達と同じような小動物から猫や犬や人間といった自分達より遙かに巨大な動物まで様々である。そんな出会と別れを繰り返し家族とはぐれてもタータ達は決して旅を諦めない。自分達は川のネズミ。川のせせらぎを離れては生きていけない。生きるとは生誕の源に還っていくこと。倒れてもまた起きあがって歩き続ける。川の光を求めて。家族に流れるその思いがタータ達の旅を支えていく。 ネズミたちが危機に陥るとハラハラし脱するとほっとしてよかったねと思いタータの勇気に感心しチッチの健気さを誉めそんな二匹を守るお父さんの愛に感動する。そんなネズミの一家の物語である。 今度から貴方の足下に充分注意して欲しい。タータやチッチが新たな旅をしているかもしれないから。 |
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