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あのひととここだけのおしゃべり
よしながふみ対談集

あのひととここだけのおしゃべり(太田出版) よしなが ふみ著
税込価格: ¥1,260 (本体 : ¥1,200)
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出版 : 太田出版
サイズ : 19cm / 296p
ISBN : 978-4-7783-1087-5
発行年月 : 2007.10
利用対象 : 一般

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内容説明

語れども語れども…。よしながふみが萩尾望都、志村貴子、羽海野チカらとおしゃべりする、初の対談集。爆笑&含蓄&貴重な話満載のマンガ・トーク。

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コメント・書評

よしながふみの真摯な対談集
KU-
Nov 9, 2007 10:04:46 PM
評価 ( マーク )
★★★★★

『よしながふみ』といえば私の中ではBL漫画家なのだが、「西洋骨董洋菓子店」でドラマ化されたり、BL以外のところにも進出して魅力的な作品を描く漫画家だなと思っていた。
ある日コンビニに行くと、目の前にあるのがどう考えても『よしながふみ』の絵の表紙なのだが、それが青年誌のモーニングの表紙なのだ。
私はモーニングやイブニングのコミックも読むのだが、BL漫画家がモーニングに・・・と驚愕した。
BL以外にも書いているし絵柄もいいのだが、BL以外の場所で描いたとしても、ゲイが出てこないにしても、ジェンダーに対するきっちりした考え方の基に作品を描く人なので、モーニングを読む人に受け入れられるのかと心配した。しかもきちんとゲイが登場する。男性はどう思って読んでいるのだろうか。
その『よしながふみ』の対談集である。モーニングでの作品もコミックになるらしい。せっかくなのでこの対談集も男性に読んでもらいたい。
実際に対談集を読むと頭がいい人なのだなという感想をもつ。
漫画の話だったりフェミニズムについてだったり、メディア化の話だったり・・・真面目にごまかさずしっかりと語られている。
メディア化について「ハチミツとクローバー」の羽海野チカと対談しているが、原作者としてメディア化をどう思っているのかが真摯に語られていて、普段読者の立場でメディア化について考える側として、興味深かった。
また、フェミニズムについても、人それぞれ定義があって、『よしながふみ』のいうフェミニズムは決して声高に叫ぶものではないが納得できる部分がある。
私自身、女として生きてきて、結婚しなければ、子供を産まなければ無能な人間のような、焦りや憤りや圧力を感じたり、いろいろな意味で抑圧されている部分がある。
そういったことがはっきりと語られていて、読んでいて自分だけっではないという、少し安心できる部分もあった。
男性と女性の同じ作品に対する視点の違いなどもわかる。
ぜひたくさんの男性に読んでほしい。
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