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有頂天家族

有頂天家族(幻冬舎) 森見 登美彦著
税込価格: ¥1,575 (本体 : ¥1,500)
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出版 : 幻冬舎
サイズ : 20cm / 357p
ISBN : 978-4-344-01384-1
発行年月 : 2007.9
利用対象 : 一般

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内容説明

狸の名門・下鴨家。父に先立たれた4兄弟は、一族の誇りを取り戻すべく、街を駆け回る。しかし、今日もまた狸と天狗と人間が入り乱れて巻き起こす化かし合いが始まって…。『パピルス』掲載に書き下ろしを加え単行本化。

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コメント・書評

たぬきのはなし
KU-
Oct 5, 2007 6:55:25 PM
評価 ( マーク )
★★★★★

最近京都発信の小説が熱いような気がするのは私の気のせいか?
万城目学の「鴨川ホルモー」を読み衝撃を受けたのはつい最近のこと。
「鴨川ホルモー」も京都を舞台にした奇怪な話だったが、またしても京都を舞台にした話に衝撃を受けた。
森見登美彦の作品は「きつねのはなし」を読んでいた。「きつねのはなし」は、あたりに濃密な空気が漂いちょっと怖いような雰囲気があったが、「有頂天家族」は随分雰囲気が違う。
「有頂天家族」が本来の作風なのかもしれない。
狸の下鴨四兄弟をはじめ狸・天狗・人間が入り乱れた話だが、とにかく面白い。時間を忘れて読み進めてしまう。
下鴨四兄弟の父はある日、狸鍋にされこの世を去り、長兄は頭が固く、次兄は井戸の中で蛙になったままひきこもり、三男は京都の街を縦横無尽に駆けめぐり、末っ子はすぐに尻尾を出してしまう。
物語の中で狸は毛玉のようにころころ転がるが、物語自体も先の展開も見えずにころころ転がっていく。
ついつい内容を人に喋りたくなる所をぐっと我慢している。
読んでみたらきっと毛深き四兄弟が愛しくなる。
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