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人間自身
考えることに終わりなく Philosophical Essays
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コメント・書評 |
オットコマエな言葉たち
nory
Jul 19, 2007 11:06:38 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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2月に癌で亡くなった著者の最後の本。
久々に感動した。あまりにもオットコマエな言葉たちに。 「自殺のすすめ」では、世の中がいやになって「誰でもいいから殺したかった」という青少年たちに、「人を殺したくなったら、自分が死ね。それが順序というものだと」と言い放つ。ここまで言える人はそうそういない。はぁ〜っとため息が出る。 そしてまだまだ、「癌だから死ぬのではない。生まれたから死ぬのである」「思い込みこそが人間を不自由にする」などのオットコマエな言葉が続く。
話は変わるが、先日テレビで、動物は基礎代謝が高いほど寿命が短いという説があり、それでは人間はどうだという質問が出ていた。先生は、「はっきりとはわかりませんが、スポーツ選手が長生きしたことはあまり聞きません」と答えていた。 それがなんだというのだ。生とは質ではないのか。自分がやりたいことをやって燃え尽きたならば、多少生きるのが短くなろうとも関係ないのではないか。 そんなことを言う人たちには著者のこの言葉を投げかけたい。 「自ら考え、納得する人生でなけりゃ、しょうがないでしょうが」
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