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人間自身
考えることに終わりなく Philosophical Essays

人間自身(新潮社) 池田 晶子著
税込価格: ¥1,260 (本体 : ¥1,200)
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出版 : 新潮社
サイズ : 20cm / 157p
ISBN : 978-4-10-400109-5
発行年月 : 2007.4
利用対象 : 一般

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内容説明

「人は病気で死ぬのではない。生まれたから死ぬのだ」 哲学するとはどういうことか。生きて死ぬ、我々の存在の不思議を生涯考え、専門用語を使わずに日常の言葉で綴り続けた、池田晶子の“哲学エッセイ”最終巻。

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コメント・書評

オットコマエな言葉たち
nory
Jul 19, 2007 11:06:38 PM
評価 ( マーク )
★★★★★

2月に癌で亡くなった著者の最後の本。

久々に感動した。あまりにもオットコマエな言葉たちに。
「自殺のすすめ」では、世の中がいやになって「誰でもいいから殺したかった」という青少年たちに、「人を殺したくなったら、自分が死ね。それが順序というものだと」と言い放つ。ここまで言える人はそうそういない。はぁ〜っとため息が出る。
そしてまだまだ、「癌だから死ぬのではない。生まれたから死ぬのである」「思い込みこそが人間を不自由にする」などのオットコマエな言葉が続く。

話は変わるが、先日テレビで、動物は基礎代謝が高いほど寿命が短いという説があり、それでは人間はどうだという質問が出ていた。先生は、「はっきりとはわかりませんが、スポーツ選手が長生きしたことはあまり聞きません」と答えていた。
それがなんだというのだ。生とは質ではないのか。自分がやりたいことをやって燃え尽きたならば、多少生きるのが短くなろうとも関係ないのではないか。
そんなことを言う人たちには著者のこの言葉を投げかけたい。
「自ら考え、納得する人生でなけりゃ、しょうがないでしょうが」
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