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日活ロマンポルノ全史
名作・名優・名監督たち

日活ロマンポルノ全史(講談社) 松島 利行著
税込価格: ¥2,940 (本体 : ¥2,800)
出版 : 講談社
サイズ : 20cm / 381p
ISBN : 4-06-210528-4
発行年月 : 2000.12
利用対象 : 一般

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内容説明

日本映画界のなかで妖しい光を放ち、藤田敏八、金子修介らが撮り、一条さゆり、美保純らが演じて多くの傑作を輩出したロマンポルノ。その誕生から終焉までを隠されたエピソードで綴る初の映画秘史。作品名総索引付。

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コメント・書評

人材育成の場としてのロマンポルノ
くにたち蟄居日記
Jun 30, 2007 12:35:38 PM
評価 ( マーク )
★★★★

 僕は真剣に 日活ロマンポルノは 今後歴史として検証されるべきだと考えている。それは日活ロマンポルノが 人材育成の場所として 邦画を支えた時期があったからだ。


 1970−1980年代に掛けて 邦画は低迷した。日活という伝統ある映画会社が ポルノに特化しなくてはならなかったという事自体が それの証拠だ。低迷した邦画では若い映画監督達は そもそも映画を撮ることが出来なかった。
 そんな若手の行き先は 一つはATGであり もう一つが日活であったのだと僕は思う。


 実際 日活ロマンポルノでは セックスシーンの回数と時間さえ 日活の基準を満たせば 後は 比較的若手の監督が好きに作れたと聞く。また一本が60分強と短い作品であり 撮影日数も一週間であるとか 極めて短いものだったようだ。そんな量産されたポルノ映画の中で 色々な監督が腕を振るった。森田芳光、相米慎二、中原俊、藤田敏八、根岸吉太郎。いくらでも その後活躍した監督の名前が挙げられるのだ。


 そんな日活ロマンポルノをきちんと検証する作業は邦画史そのものだと思う。本書も そんな真面目な一冊である。
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