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粗にして野だが卑ではない  文春文庫
石田礼助の生涯

粗にして野だが卑ではない(文芸春秋) 城山 三郎著
税込価格: ¥500 (本体 : ¥476)
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出版 : 文芸春秋
サイズ : 16cm / 254p
ISBN : 4-16-713918-9
発行年月 : 1992.6
利用対象 : 一般

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コメント・書評

心を鉄筋にするということ
くにたち蟄居日記
Apr 21, 2007 8:20:39 PM
評価 ( マーク )
★★★★★

 出張の機内で読み始めた。大変読みやすい本で あっという間に読み終えた。


 読んでいて 最近人気の白川次郎を思い出した。白川ほどのエリート生まれではない分 石田の方が泥臭い。但し その泥くささは 実は「泥をかぶってきた」という面が見えて大変面白かった。白川の方が やはりお坊ちゃんであったのだと思う。


 本当の石田が かように格好良い人であったかどうかは 僕にして知りようが無い。但し 読んでいて 石田が 本書に書かれていた通りの人であることを強く祈ったものである。それほど 明治生まれの気骨を強く感じた次第だ。


 最近 「骨太」「鉄骨」等 骨という感じを使うものが増えた。それだけ僕らに骨がなくなってきたのだと思う。体の骨は時として脆くなるが 心の「骨」は 骨粗症になるべきではない。そんな城山のメッセージを強く感じた。
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