 |
ギャル革命
|
コメント・書評 |
彼女がおばさんになったら
くにたち蟄居日記
Apr 21, 2007 8:18:20 PM
|
評価 ( ★マーク )
★★★★★
|
仕事の戦友から借りて読了したところだ。
まず 矢沢永吉の「成り上がり」を強く思い出した。何の後ろ盾も無い若者が 自分の才覚で芸能界で成り上がるというストーリーが完全に共通している。
但し 矢沢の場合には 既に完全に成功した段階で 自分の半生を語っているのに対し 本書の藤田の場合には まだ話は始まったばかりの時点であるという点が決定的に違っている。この点で 矢沢の方が説得力がある一方 藤田の場合には今後が楽しみでもある。
次に「ギャル」という点だ。
藤田は 自分がギャルであるという点に強く依存して 自分の言説を形成している。「ギャル」という言葉も 既に20年に渡り使われてきており いまだに死語でない点にちょっと驚いた次第だが 藤田が いったい いつまで「ギャル」で居られるのか。
今の段階で彼女はおそらく23歳程度だが 例えば あと 十年後は 33歳だ。その段階で彼女がギャルであることは そもそも難しいと思う。従い 「自分がギャルであること」にはもはや準拠しえない段階にあるはずだ。 その時点で 藤田が 「今とは違う自分」をいかに出せているのか。それが 彼女が現在持っているであろうオーラを維持できるかどうかだと思う。
矢沢は「成り上がり」の段階で 要は「おっさん」だった。だからそれから現在に至るまで軌道修正は余りいらなかったはずだ。それに比べて藤田は これからどうやって 魅力的でセクシーな「おばさん」に成長するのか。それが僕の 現段階での 将来に対する 最大の興味である。 |
|
|
| 現在の投票
はい:3人(100%)
いいえ:0人(0%) |
|
|
|
|


|