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対話の回路
小熊英二対談集

対話の回路(新曜社) 小熊 英二ほか著
税込価格: ¥2,940 (本体 : ¥2,800)
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出版 : 新曜社
サイズ : 20cm / 364p
ISBN : 4-7885-0958-X
発行年月 : 2005.7
利用対象 : 一般

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内容説明

深い対話から世界がみえる…。文学者、歴史学者、民俗学者、社会学者など、さまざまなジャンルの人々と、国家、日本、アジア、歴史、民俗などをめぐって討論する。真摯でスリリングな対話から、思想の新しい可能性を見出す。

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コメント・書評

サラリーマンの小生として
くにたち蟄居日記
Feb 17, 2007 4:51:38 PM
評価 ( マーク )
★★★★★

 初めに断っておくが 小生はごく普通の会社員であり 通勤電車で日経を読みつつ どうやって仕事をやろうかと考えている生活を送っている。従い 例えば網野善彦さんとの対談に出てくる各種人名については 知らない人も多い。

 読者としては 全く資格を欠いているとしか言いようがない。それでも 小熊さんの作品が出ると 割りと買っているから不思議である。そして自由な読み方で読んでいる。


 例えばインド日記を読んだ際には 何より 小熊さんの強烈な「好奇心」に痺れた。日経通勤の小生としては 「これは新入社員の読本にすべきだ」という 誰も期待していないような感想を持つに至った。


 単一民族神話の起源を読んでいると 会社においても正社員、契約社員、アルバイトという「多民族」(これは取りも直さず待遇と権限の問題である)と会社として纏まるべきという「単一民族」(会社のidendity)の問題のせめぎあいと読んでしまう。 きちんとした「資格を持った読者」の方から見るとめちゃくちゃですよね。


 但し ここで言いたいのは そういう読み方が出来るという本であるという点の凄みであり 著者の「自由無碍」な精神が 小生をして 読ませるという点が重要なのではあるまいか? というのが 小生の確信犯である。


 この対談集も その意味で色んな読み方が出来る。そうして 小生含め 多くの人が「読める」という気がしている。多くの人に読んで貰うということは 基本的かつ短絡的に 良いことだとは思う次第。
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