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はじめて読む486
32ビットコンピュータをやさしく語る
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コメント・書評 |
x86の基礎
死せる詩人
Feb 16, 2007 2:41:25 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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1994年発売ですから13年も前の書籍になりますが、名著と言われいまだに読み継がれている本です。Pentiumの前身である486を材料にして、 CPUの動き、OSの動き、CPUを巡るハードウェアの動き、それらのひとつひとつをつぶさに解説しています。アセンブリ言語とC言語によるプログラムが多々登場するので、その2つの言語について最低限の知識を持っていないと読み下す事はできませんが、x86系のアセンブリ言語については同著者による『はじめて読む8086』が参考になります。 『はじめて読む486』と銘打った本書ですが、実のところ486の本というだけではありません。むしろ、486——ひいては486以降のx86系 CPU——の上で動くOSの動作を解説した本、というべきでしょう。486に搭載されている、リアルモードとプロテクトモード、そして仮想8086モードにおける低レベルプログラミング*1や、セグメント、ページングによるメモリの仮想化、I/Oの仮想化、それら全部を利用したOSの保護機構などなど。これらは、およそ現代的なOSが備えている基礎的機能です。本書に掲載されているコードを実行すれば、CPUがレジスタやメモリを制御し上記のような機能を実現している様を目で確認する事ができます。 この本で説明されている事柄は、10年以上経った今でも古びていません。逆に、今でこそ必要な知識と言えます。MS-DOSのリアルモード上で 8/16bitプログラミングをしていた頃は、プログラマならば誰しもこのようなハードウェアに直接触れるレベルでのプログラムを行なっていました。しかし、仮想化されたコンピューティングが隆盛している今、こういったOSの低レベルの動作を確認する事は、以前よりも重要度が増したのではないでしょうか。 *1: ここで言う「低レベル」とは、よりハードウェアや機械語に近い層という意味です。 |
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