コメント・書評 |
「そのまんまのあなたでいいんだよ」と言われたい?
nory
Jan 30, 2007 10:15:52 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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これを読んで、みんな自己肯定されたいんだな〜と大きくうなずいてしまった。悩んでいても、「そのままのあなたでいいんだよ」という言葉を求めているんだなと。 それを言うのは簡単だけど、先に進まないというか、何も変わらないというか。 そう言ってもらいたい気持ちはよくわかる。しかし、良薬口に苦しであえて破壊されてしまってもいいのではないか。そこから新しい何かが生まれてくるんじゃないかと。
本来、スピリチュアルな世界というのは、「自分の魂を磨き、まわりの人の幸せのために力を尽くす」というようなことではないかと思うのだが、今では「現世利益」のみ。お金儲けや恋愛成就のためのスピリチュアル。 そんな批判の中、意外と江原啓之氏の手法や主張を認めていたのにはちょっと驚いた。ハマらない派の著者もそこは評価するんだ。
ずいぶん忘れかけてきたオウムとの対比も興味深かった。少し前まで、「オウム前、オウム後」とまで言われていたのだが、あのエリート信者たちが自分探しの果てにたどり着いた場所からずいぶんカジュアルな世界になってしまった。日本は何事もきちんと清算することなく前に進んで行く社会だからなあ。
結局、著者はスピリチュアルがどうのこうのよりも、自分の頭で考えなくなった人たちのことを書いているのだと思う。苦しみを自分の力でひとつずつ乗り越えることより、『軽く、早く、マジカルに』問題を解決してもらいたいという気持ちが、ひとっ飛びにそこに飛びついてしまっているのだと。そして、結局最後は自己肯定で終わるのかな? |
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