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ハーバードからの贈り物
HARVARD BUSINESS SCHOOL PRESS
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コメント・書評 |
「まずい食事と真実」を得るために必読
六等星
Jul 23, 2005 11:23:29 AM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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ハーバード・ビジネススクールの教授陣の「最後の授業」の講義録などを基にした、エッセイ集。世界最高峰のビジネススクールで教鞭をとる指導者の言葉は、どれをとっても重みがあり、隙が無い。 その中でも「剥製の鳥」は特に良い。教授自身がハーバード大学で動物学の期末試験を受けたとき、麻袋で覆われてわずかに羽の下の部分と細い足が見えているだけの剥製を観察して、レポートを書かなければいけないという課題を出された状況を例に、ごくわずかの信頼できる情報を基に、リーダーは結論を出さなければならないことがある、と教えている。また、「同窓会」も良い。ハーバードの同窓会にはでるな、人と比較する自分を発見するだけだ、リスクを負い、(卒業後の)自分の選択にともなう多様な結果を受け入れること、つまり「成功の許容範囲」を広く持て、と学生に語りかける。 「まずい食事と真実」にいたっては、CEOになった自分に友人が言ったこの一言を紹介するだけで、よいだろう。「スティーブ、CEOになったらもう二度と手に入れられないものが二つあるよ——まずい食事と真実だ。」未来のリーダーを育てる言葉としては、最高だ。名言といえる。 どのエッセイも、臨場感を感じることができる。ハーバードに行っていなくても、こうした本から学べるということは、行っていたらその数千倍も学べたかもしれない、と思うと悔しくもあるが、原書のタイトルにもなった「Remember who you are (自分を見失わないで)」にあるように、「自分の人生を律する価値感や心情をしっかり見きわめ、それに忠実であれ」ば、それで良いのである。 |
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