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サウダージ

サウダージ(文芸春秋) 垣根 涼介著
税込価格: ¥1,700 (本体 : ¥1,619)
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出版 : 文芸春秋
サイズ : 20cm / 374p
ISBN : 4-16-323220-6
発行年月 : 2004.8
利用対象 : 一般

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内容説明

男は一匹狼の犯罪者、運命を呪った。女は南米からの出稼ぎ売春婦、大金を摑み故郷に帰ることを夢みた。狂おしく切ない慟哭の愛を描くクライム・ノヴェル。「ヒートアイランド」第3弾。『別冊文芸春秋』連載を単行本化。

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コメント・書評

プロット重視じゃないおもしろさ
つる
Dec 21, 2004 1:46:00 PM
評価 ( マーク )
★★★★

ヒートアイランドを読んで思ったのは、三つ巴ならぬ四つ巴のグループ同士の争いというか、作戦やプロットのおもしろさ。
確かにそういうテイストも悪くはない。でも私はどちらかといえば、そのような込み入った糸をほぐすようなおもしろさよりも、どのような人が描かれているかに興味がある。
その意味でこのサウダージはヒートアイランドを越えるおもしろさだった。その代わり、現金とコカインの強奪シーンなどはあっけない欠点もある。
中でもヒロインというか準ヒロインというかのDD。外国人売春婦。彼女の個性は強烈で日本人にはないものだ。
私はひたすら彼女に惹かれた。その生命力、たくましさはまぶしい程だ。
作品のなかでは「のうたりん」とずばり書かれ、確かにそれも納得の結末。
しかし、憎めない。
私は彼女がどうなるのか知りたくて、この本を読みすすんだようなものだと言っても過言ではない。
この作者の本は車のことや銃のことが詳しくでており、男性向きと言えば男性向きと思える。しかしこの本は恋愛的な要素で大部分成り立っているので、女性にも絶対楽しめると思う。
この書評はいいと思った・・・
 
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