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ミステリ十二か月

ミステリ十二か月(中央公論新社) 北村 薫著
税込価格: ¥1,890 (本体 : ¥1,800)
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出版 : 中央公論新社
サイズ : 20cm / 269,8p
ISBN : 4-12-003574-3
発行年月 : 2004.10
利用対象 : 一般

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内容説明

子どものころ感じた素朴な驚き、忘れていませんか? 児童書から古典まで、小中学生を対象に選んだ初心者向けミステリー50冊をイラストを添えて紹介。大野隆司、有栖川有栖との対談も収録。『読売新聞』連載等をまとめる。

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コメント・書評

愛とミステリと北村薫
チョビ
Dec 13, 2004 3:34:00 PM
評価 ( マーク )
★★★★

本のガイドブック的なものが好きだ。もしかしたら実際に作品を読む以上に好きかもしれない、と思うほど。だから年末のこの時期、「文春」や「このミス」など各雑誌のベストテンの類いを心待ちに過ごしている。
いろんな人の投票などによる選出というのももちろん興味深いが、ひとりの人によってじっくり選ばれたリストというのも捨てがたい味わいがある。ましてその選者が北村薫となれば。膨大な読書量と知識に圧倒されるが、それ以上に胸を打たれるのが北村さんのミステリへの愛情の深さだ。それが最も顕著に現れているのが有栖川有栖氏との対談。もうおふたりとも別のステージへ行っちゃってるように思えるほど、ミステリへの思い入れが熱く語られる。両氏のおすすめ本が微妙に違っているのも読みどころ。
大野隆司氏による版画もいい。いくつかの版画に秘められた謎は、ミステリファンを(そして猫好きをも)唸らせること間違いなし。大野さんはご自分のことを“ミステリ初心者”と謙遜しておられるが、なかなかどうして、相当の強者とお見受けしましたぞ!
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