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オドオドの頃を過ぎても

オドオドの頃を過ぎても(新潮社) 阿川 佐和子著
税込価格: ¥1,470 (本体 : ¥1,400)
出版 : 新潮社
サイズ : 20cm / 246p
ISBN : 4-10-465501-5
発行年月 : 2004.1
利用対象 : 一般

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内容説明

いまや会うこともかなわぬ人への思慕、遠い日の傷心、初めて読んだあの本、家族との思い出…。サワコの「オドオド」な出会いの数々がここに甦る! はからずニヤリ思わずクスリとしてしまう、絶妙の「出会い」エッセイ集。

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コメント・書評

麗しのアガワさま
チョビ
Nov 12, 2004 8:41:00 PM
評価 ( マーク )
★★★★

阿川佐和子という人を知ったのは、いつの頃だっただろう。もしかしたら現在は佐和子さんとお父上の知名度は逆転しているのかもしれないが、祖母が愛読者であり、自分自身も「きかんしゃやえもん」を何度も読んでいたことから、「ああ、阿川弘之の娘なんだ」と思った覚えがある。
この本を読んで驚いたのは、佐和子さんがご自身について読書家ではなかったとたびたび書かれていることだ。あんなにおもしろい文章を書かれるというのに(しかもあれほどの美貌にも恵まれているのに。不公平だ)! 結局文章の上手下手は才能によるものなのか? いやいや、きっと謙譲の美徳を発揮しておられるのに違いない。本について書かれたエッセイ群は、選んでおられる本も素敵で読書のセンスありと思うし、文章もやはりおもしろい。
そして、この本を読んでうらやましかったのは、遠藤周作先生との対談だった。異論も多いと思うが、遠藤先生は「マイ・ベスト・イケメン日本人作家(故人部門)」である。とても楽しい対談で、もちろん「阿川弘之の娘」が相手というのは同じ作家で友人でもある遠藤先生にとっても格別の気安さを感じるところだったと思うが、佐和子さんご本人が話し上手かつ聞き上手であったことは大きい。くー、文才があって、美人で、おまけにトークも立つか。その才能が余すところなく発揮される檀ふみさんとの往復エッセイ、鶴首してお待ち申し上げます。
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