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DZ
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小笠原 慧著
税込価格:
¥1,575
(本体 : ¥1,500)
出版 : 角川書店
サイズ : 20cm / 404p
ISBN : 4-04-873227-7
発行年月 : 2000.5
利用対象 : 一般
出荷可能時間:
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コメント・書評 |
人間は進化するのか
KU-
Sep 23, 2004 7:59:00 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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アメリカで、夫婦の冷凍死体が発見され、五歳の息子は行方不明。一方、日本では、異常な兆候を示す少女がいた。 あらすじと「DZ」というタイトルから、かってにプチ・ホラーを想像していた。けれども実際は、進化という壮大なテーマが遺伝子を軸に描かれた化学系ミステリだった。 瀬名秀明の「パラサイト・イブ」はミトコンドリアが扱われたが、本作では遺伝子そのものを扱っている。 アメリカと日本の2軸で物語が進んで聞くが、中盤から2つの話が絡み合う。。そして最後にDZ(双子の意味)というタイトルが生きてくる。別々の出来事からひとつの結末に導くまでがとても巧妙に描かれていて、なかなか先が読めない。中盤に近づくにつれ、遺伝子が重要な位置を占めてくる。 想像してほしい、人がどのようにして猿と別の進化の道をたどったか… そして、人間に替わる新たな種はどのようにして、人類を淘汰していくのか… 人が火という道具を手にしたように、新たな種が人間より高度な科学技術を手に入れた時、人間はどうなっていくのか… DZでは新たな種が、科学技術でもって子孫を増やそうとする過程が描かれている。読んでいて、そのあまりにもリアルな内容に背筋が寒くなり、これはやっぱりホラーなのではないかと思ったほどだ。進化や遺伝子情報技術といった問題を切実に考えさせられる作品です。
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