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中途採用捜査官
@ネット上の密室
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佐々木 敏著
税込価格:
¥2,100
(本体 : ¥2,000)
出版 : 徳間書店
サイズ : 20cm / 446p
ISBN : 4-19-861847-X
発行年月 : 2004.4
利用対象 : 一般
出荷可能時間:
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コメント・書評 |
転職先は警視庁
KU-
May 14, 2004 9:38:00 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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読み始めて最初に驚いたのは、今までの佐々木敏の作風と180度変わってしまっていることだ。 舞台が海外であったり、他国のスパイとの攻防であった物が、 一転、舞台は日本、登場人物も日本人で、扱うテーマはIT犯罪。 スケールは小さくなっているように感じられるが、作中いたるところにユーモアが溢れ、今までの堅苦しい作風を考えると、まるで別人が書いているようだ。 しかし、本作のほうが読みやすく、ソフトバンクOBという経歴の所為か、内容も充実し、幅広い読者に好まれるのではないかと思う。 内容は、SEから捜査官になった男がかつての会社の知能犯を追い詰めてゆくものだが、捜査とは関係ない会話が面白い。 ある日会社をクビになったSEが刑事にスカウトされる。そこへ偶然知り合った会計士補(補という所がミソ)まで刑事になると言い出す。中途採用という制度自体も面白いが、採用されてから実際に配属されるまでの過程も書かれている。 チョット天然な警視が、同僚に陥れられ、四面楚歌の状態で、彼らを採用する為に、採用担当に言葉巧みに書類審査を御願いしたりする。 また、家宅捜索の前には、彼らの上司である警視が「オレたちは二課だ。一課より上品、三課より知的、組織犯罪対策部より紳士的。−−−家宅捜索も礼儀正しく紳士的にやろう。」と言うのがとてもカッコイイ。 しかし実際は大暴れでアクション映画のような展開になってしまう。 また、作中所々に「でるでるSA刑事」と言う昇進試験の問題集の話が出てくる。これで勉強しないと受からないそうだ。昇進試験の会場では皆これを読んでいる。大学の入試を思い出してしまった。 実際にあるのかどうか解らないが、ありそうな所が笑いを誘う。 テンポも軽快で、メリハリもあるのでお勧めです。
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