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逆風の街
横浜みなとみらい署暴力犯係

逆風の街(徳間書店) 今野 敏著
税込価格: ¥1,890 (本体 : ¥1,800)
出版 : 徳間書店
サイズ : 20cm / 309p
ISBN : 4-19-861774-0
発行年月 : 2003.12
利用対象 : 一般

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内容説明

俺の行動に共感する人間がいるのか? 俺は今、逆風の中を必死で前に進もうとしているような気分だ…。港ヨコハマを、はみ出しマル暴が奔る! 管轄(ニワ)を荒らす奴は誰だ? 警察小説の新境地を拓く長篇。

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コメント・書評

逆風かそれとも…
KU-
Dec 21, 2003 7:34:00 PM
評価 ( マーク )
★★★★

今野敏という作家は、刑事物を書かせたらピカイチだ。

今回は横浜みなとみらい署暴力犯係が舞台である。
暴力団を誰よりも憎む、係長の諸橋。
諸橋とは長い付き合いで、諸橋の降格人事のとばっちりで異例の係長補佐という位置にいる城島。
典型的な暴力犯係の刑事浜崎、直情型の日下部・署内一の逮捕術を持つ倉持・コンピュータに強い八雲という4人の部下。
ある日、諸橋が町の印刷工場が恐喝を受けていることを耳にすることから物語は進んでいく。調べを進めていくうちに、恐喝をしている男の過去がなかなか見えてこないことに気づく。ただのチンピラではないらしい。
やがて警察内部の暗部まで見えてくる。
全てが悪い方向へと流れているように見え、諸橋には逆風と感じられる。
そんな中、城島や4人の部下をはじめ、諸橋に共感し、協力する人間の存在に気づく。
話の最初から最後まで諸橋と城島との掛け合いがとても面白い。
一気に話に引き込まれ、途中からの急展開に目が離せなくなる。
適度にアクションシーンも盛り込まれている。
エンターテイメントとして楽しんでもらいたい。

今野敏の刑事物にはSTシリーズや安積班のシリーズも有り、こちらも面白い。
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