 |
はじめてわかる国語
|
|
清水 義範著
西原 理恵子え
税込価格:
¥1,785
(本体 : ¥1,700)
出版 : 講談社
サイズ : 20cm / 317p
ISBN : 4-06-211607-3
発行年月 : 2002.12
利用対象 : 一般
出荷可能時間:
|
|
|
コメント・書評 |
先生に読んでもらいたい!!
つる
May 28, 2003 12:16:00 PM
|
評価 ( ★マーク )
★★★★★
|
目からうろことはこのことだ!
国語というのはたんに語学の修得という学問ではなく、言語能力の開発を通じて思考力をたかめることもめざすという、ほかの学問とは一線を画す教育である。したがってどうしても道徳的な一面、思想教育のような一面がでてきてしまう。当然反社会的な思想は先生方に受け入れられず、子どもの書かされる作文はかならず「楽しかった」で終わり、読書感想文は「感動した」で終わることになる。 私が中学生になったとき、中学生活に関する作文を書かされ、最後に必ず「これからがんばります」と書かないとだめと言われた。それが国語の時間に行われたのだ。なんだかむかついて、クラス全員でその先生はいじめぬいてやったのだが、そのとき感じた違和感のようなものがすっとここで納得できた。 国語や作文の時に、多少の思想教育が入ってしまうのはしょうがないかもしれない。しかし、教育する側が、その意識を持っているといないでは全く違ったものになるだろう。 この筆者は「作文教室」という本も出しているが、その本の中でも述べられているように、作文は国語の文法力、文章構成力をみるためのものである。思想チェックの場ではない。
国語入試問題必敗法という第二章は、出世作「国語入試問題必勝法」のようなかんじで、とても楽しい。
このほか「文章読本さん江」で小林秀雄賞を受賞した斉藤美奈子さんとの対談など内容がとても濃い。
国語の先生はもちろん、子どもをもった方には是非一読をおすすめしたい。
あ、西原理恵子の挿し絵も、難しい話のなかででてくると、ほっとします。本の内容と全く関係ないところがちょっと難ですが。 |
|
|
| 現在の投票
はい:2人(100%)
いいえ:0人(0%) |
|
|
|
|


|