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ボロ
えほんとなかよし
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コメント・書評 |
守ることで強くなる
麒麟
Jul 20, 2002 4:46:00 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★
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長新太さんのイラストということで、はちゃめちゃ話かしらと思ったら、まるで違います。
学校でいじめにあっている少女が、よごれてぼろぼろのモップのように見える犬、ボロと出会い、そのことで少し強くなれるお話です。 イジメがつらくて学校に行きたくなくなっても、ボロのことが気になって、学校へ通いだす少女。 いじめっ子がボロをいじめているのを見て、体当たりでぶつかってゆくこともできました。 守る者がいるということは、いじめにも負けない強さを生むのでしょうか。 イジメにあっている子のもとへ動物があらわれて、その子を助けるという設定のものはよくありますが、ボロはなにもしません。そこがこのお話の良いところだと思います。
ただ、このお話。とっても哀しい終わりかたをします。 沈んだ気持ちで、読み終わってしまうお話でした。 長新太さんのイラストも、全体的に暗い色使いの絵です。表紙からして、とても寂しい雰囲気です。 作中、少女がボロの絵を描くシーンがあるのですが、その子が描いたという設定のボロの絵は、すてきです。クレヨンで描きなぐったような絵ですが、とても味があります。
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