コメント・書評 |
呪文のようなフレーズから……
麒麟
Jul 20, 2002 4:42:00 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★
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逆立ちも、でんぐりがえりも、ごろごろころがりもできるくまくんには、ひとつだけ、つまらないことがありました。 それは、しっぽ。 小さくて、おしりについているだけで、なんの役にも立たないしっぽ。 きつねや、りすや、へびたちのしっぽがうらやましくなり、しっぽが大きくなるように、しっぽの体操をはじめます。
角野さんのお話には、よく呪文のような、かけ声のような、耳に残るフレーズが出てきます。 この作品では、くまくんがしっぽの体操をするときに、楽しそうなかけ声をかけるのです。 「しっぽ ぴくぴく しっぽ ぴくぴく しっぽ しゅしゅしゅー」 やっぱり呪文でしょうか。言葉には不思議な力があるのでしょうか。不思議なことが起こるのです。
角野さんは言葉というものを、とても大切にしていらっしゃるのだと思います。そんな角野さんの書く作品は、ほんとにすてきです。
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