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かえるのあまがさ
与田凖一おはなしえほん
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コメント・書評 |
心地よい雨の音。
ゆきな
Jun 16, 2002 5:30:00 AM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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「ぴち ぱた ぽん」という 繰り返される雨音。 なんてすてきな響きなんでしょう! 声にだして読むと 雨音のドロップスを くちの中でころがしているような感じ。 何度読んでも うれしくなります。 ---------------------------------- おいけの あめふり ぴちぱたぽん はたけの あめふり ぴちぱたぽん かえるが おみせを だしたとさ おみせに だしたは なんなのさ ----------------------------------
語呂がよく やさしいことばが続いていきます。 ことばに寄りそうように 絵が流れていきます。 まるで巻物をみているよう。 たっぷりと水分をふくんだ筆で 描かれた絵からは 雨の匂いがします。
おとなになると雨の日は、なんとなく気分が暗くなったり 出かけるのが億劫になっていました。 出かけても 知らず知らず はや足で歩いていたり、 車をつかったりして 雨を避けていました。 雨の日のたのしみ方を この絵本はもう一度わたしに教えてくれました。
いそがしく過ごしてばかりいると、 ちいさな出来事に鈍感になってしまいますね。 ほんの1分、耳をすまして雨音を聴いてみるだけでもココロが潤ってきます。 傘をさして「ぴちぱたぽん」と口ずさみ、かえるが鳴く方向に お散歩してみたら、いつもの風景が違ってみえました……。
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