コメント・書評 |
再びナルニアへ!
Leon
Apr 8, 2002 10:22:00 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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前作「ライオンと魔女」から一年後。4人の兄弟姉妹は、休暇が明けて寄宿舎へ向かう汽車に乗るために駅のホームにいるところをナルニアに呼び戻されます。 彼らが住む現実世界と時間の流れが異なるナルニアでは、前作から数千年が経過していました。そして彼らを呼び出したのは、現在のナルニア王であるカスピアン。以前はもの言う動物や小人、妖精の住まう国であったナルニアは、人間の土地となり、先住者達は辛酸を舐めさせられています。カスピアンは、これら先住民のために立ち上がった人間の王で、他の人間達との間に戦いを起こすものの不利な状況に追い込まれ、前作からの伏線であった「角笛」を吹き鳴らして過去の英雄たる4人の王たちに望みをかけるのですが…。
「ライオンと魔女」を著した時点では、ルイス自身続編を書くつもりがなかったとのことであるが、第2巻では“ナルニア国の地図”や“簡単な歴史”が冒頭に収められており、今後の展開に期待を持たせてくれる。更に前作で特に納得のいかなかった部分である「普通の動物ともの言う動物の相違」にも説明が加わっており、シリーズ化するにあたり、ルイス自信も解消すべき矛盾だと感じていたのかも知れない。
本作から特に気に入ったキャラクターが登場した。もの言う動物の一人、ネズミのリーチピープなのだが、この騎士道を語るちっぽけなネズミの猪突猛進な勇気には魅せられるものがある。次巻でもリーピチープが活躍するそうなので楽しみだ。 |
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