コメント・書評 |
犯人当ての犯人当てたる
樟
Feb 16, 2002 12:43:00 AM
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評価 ( ★マーク )
★★★
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風変わりな名探偵なり、怪しい登場人物ばかりがそろっている中で、不自然な行動をとった××が○○だ、とかいう理屈はどこかしっくりこない。だって彼らの存在自体が不自然なんだもの。 本作自体からは、一般的な作品からの安吾のイメージは感じられない。むしろ文章仲間と犯人当てに興じた負けず嫌いというエピソードが、安吾らしさを感じさせる。 そんな負けず嫌いの安吾が作った犯人当て小説だからこそ、しっくりくるかこないかは別として、作品自体はフェアプレイに則って、とてもきっちりと作られている。変化球ではないからこそ、腕試しにはちょうどいいかもしれない。自信のある方は挑戦してみることをおすすめします。 |
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