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飯島耕一・詩と散文
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ウイリアム・ブレイクを憶い出す詩・他 田園に異神あり 滝口修造へのオマージュ・他
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コメント・書評 |
どうです?面白いでしょうが
安原顕
Feb 28, 2001 3:15:00 PM
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評価 ( ★マーク )
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| 『飯島耕一選集』、早くも第3回配本である。この『第2巻』には詩『何処へ』(抄)、『ウィリアム・ブレイクを憶い出す詩』(抄)、『私有制にかんするエスキス』(抄)、『田園に異神あり 西脇順三郎の詩』、『瀧口修造へのオマージュ』などが入っている。本文はむろんだが、ぼくは最後の「作品ノート」、いつも懐かしく読んでいる。今回は以下のような回想話が出ていた。〈『何処へ』[1963年]は神田の昭森社ビル時代の思潮社から「現代日本詩集」の一冊として刊行された。それ以前に伊達道夫との詩画集、当時としては神経の行き届いた大判の百部限定本『ミクロコスモス』が、伊達得夫の書肆ユリイカから出されたが(一九五七年)、これには四篇の作品しか入っていないため、詩集らしい詩集は、『わが母音』(五五年)から久しぶりのことだった。(……)特記すべきことは、一九五九年から伊達得夫の亡くなった六一年まで、わたしは吉岡実、清岡卓行、大岡信、岩田宏と五人で共著「鰐」を出していた。(……)土方巽を吉岡にひき合せたのは加藤郁乎の新橋「なだ萬」での出版記念会の席上でのことだった。この会に出席した西脇、吉田一穂はむろんのこと、土方、澁澤龍彦、吉岡、池田満寿夫、みんな故人となってしまった。健在なのは郁乎と種村季弘、そのほかというさびしいことになっている。/その前の郁乎の山ノ上ホテルでの会では、澁澤龍彦が女装し、化粧して主役を抱擁したのを覚えている。やがて一九七〇年、彼とはお互いに初めての「純粋な洋行」の人としてパリで会い、モンマルトルの近くで貝料理を食べ、白ワインで乾杯した。出発前に羽田空港に制服姿の楯の会の何人かを引き連れて三島由紀夫が来たと言っていた。その年の十一月に、市ヶ谷の事件は起こった。(……)詩集『私有制に関するエスキス』は、一九七〇年四月、フランスに渡る直前にまとめられた。(……)この詩集はわたしの詩集としてはもっともシュルレアリスム的な詩集であり、この記述(エクリチュール)の方法をさらに続行するはずだったが、この詩集から思いがけず、『ゴヤのファースト・ネームは』(『選集』3巻に全篇収録)の手法に変わって行くことになった〉。どうです? 面白いでしょうが。この「作品ノート」だけでも、こうした話、まだまだ続くのだ。 |
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