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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1989.4
  • 出版社: 文芸春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/221p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-750201-0
文庫

紙の本

パン屋再襲撃 (文春文庫)

著者 村上 春樹 (著)

パン屋再襲撃 (文春文庫)

税込 514 4pt

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収録作品一覧

パン屋再襲撃 9-36
象の消滅 37-70
ファミリー・アフェア 71-122

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評価内訳

紙の本

主人公はいずれも「僕」。粒ぞろいの短編集

2001/01/21 12:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:白井道也 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 6つの短編が収録されている。
 表題作の『パン屋再襲撃』は、夜中に空腹に耐えられなくなった「僕」と妻が、パン屋を襲おうとする物語。“再”襲撃なのは、「僕」がかつてパン屋を襲撃したことがあるから。引け目な「僕」とは対照的に、妻が乗り気なのが印象的。金がないわけではない。なのに、深夜営業のレストランなどには行かず、パン屋を襲おうとする。その姿は倫理的ですらあるし、その感触が、コミカルで不可思議な雰囲気を産んでいる。
 『象の消滅』は、町の象舎から象が消えてしまったことが奇妙に心に残ってる「僕」の話。象の消滅事件の謎めいた雰囲気と、それとは対照的な理路整然とした記述(例えば随所に現れる時刻の数字や、箇条書き)のバランスが面白い。
 『ファミリー・アフェア』は、村上春樹には珍しい家族ドラマ。「僕」が妹の婚約者と会い、彼を受け入れていくまでを描く。とはいえ、筆使いは決してセンチでもメロウでもなく、淡々としている。いつも以上に春樹的なジョークを言う「僕」の姿が、兄としての「僕」の違和案を現わしている佳作。
 『双子と沈んだ太陽』は、双子の姉妹と別れた「僕」の喪失感を描く。この双子——それぞれ208と209という番号のついたトレーナーを着ていた——は、『1973年のピンボール』に登場していた双子である。
 『ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界』は、風が強く吹いた日にガールフレンドが「僕」の家に来てカキ鍋を作る話。何気ない光景に分単位の時刻が紛れ込み、異様な感触を産んでいる。タイトルが秀逸。
 『ねじまき鳥と火曜日の女たち』は、平穏に過していた「僕」の火曜日をいろんな女たちが刺激する物語。ねじまき鳥は、ネジを巻くような泣き声を出す。ねじまき鳥の反復性と、女たちの突発性。その中で、「僕」は一日を過し、日々を過し続ける。
 主人公はいずれも「僕」だが、バリエーションは豊富な作品群。いずれも短編ながら確かな読み応えがあり、粒ぞろいだと言える。

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