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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.2
  • 出版社: PHP研究所
  • レーベル: PHP新書
  • サイズ:18cm/317p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-569-79309-2

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新書

紙の本

野茂英雄 日米の野球をどう変えたか (PHP新書)

著者 ロバート・ホワイティング (著),松井 みどり (訳)

日本人プロ選手が史上初めて、自らの意志でメジャーリーガーとなった1995年、野球史は変わった。日米の野球に計りしれない影響を与え、パイオニアとして黙々と投げ続けた男・野茂...

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野茂英雄 日米の野球をどう変えたか (PHP新書)

税込 924 8pt

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商品説明

日本人プロ選手が史上初めて、自らの意志でメジャーリーガーとなった1995年、野球史は変わった。日米の野球に計りしれない影響を与え、パイオニアとして黙々と投げ続けた男・野茂英雄の物語。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ロバート・ホワイティング

略歴
〈ロバート・ホワイティング〉1942年米国生まれ。カリフォルニア大学から上智大学に編入。出版社勤務を経て、フリー・ジャーナリストとして活躍。著書に「菊とバット」「イチロー革命」など。

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評価内訳

紙の本

私が日本の野球やサッカーを好きでないのは、孤高の道を歩む選手を認めないこと。特にマスコミが酷い。野茂、イチロー、中田が海外に出ていくと黙殺する、非難する。でいい成績を上げると掌を返す。でも、いつかこけるのを虎視眈々と待つ。でも誰が何と言おうとこの三人は偉大です、大好き!

2011/12/05 19:47

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は日本の野球が好きではありません。高校野球に熱中する人の気持ちも分かりませんし、それを煽るマスコミの姿勢も不快なだけです。ただし、大リーグは好きです。いや、好きになったのです。そのきっかけを作ったのが、野茂英雄であり、先日、亡くなった伊良部秀輝であり、イチローでした。この三人なくして、大リーグの今はない、とさえ私は思っています。

なかでも、偉い、と思ったのは野茂でした。ホワイティングの本でも触れられていますが、野茂がアメリカにわたる時の日本のマスコミは実に冷ややかでした。失敗すればいい、という記者の思いが誌面からあふれ出ている、そういう感じで、それは伊良部秀輝の時も、イチローの時も、そして野球ではありませんがサッカーの中田英寿のときも同じでした。

彼らに共通するのは、一つはマスコミ嫌いです。マスコミが嫌うから彼らが反撥するのか、彼らが嫌うからマスコミがバッシングをするのか。いずれにしても、和気藹々という雰囲気は両者の間にはありません。それと、日本人よりも海外の人間が、彼らの力を高く評価しているという点も似ています。勿論、三人とも国内でも人気はありました。実力もあった。でも、マスコミの寵児はかれらではなかったことは確かです。

私は、その日本のマスコミの、自分たちが認めない人間はダメだと決め付ける姿勢がいやでした。自分たちに媚びない選手を、世論で潰すなんていうことを平然とする。大衆のほうもそれに乗ってしまうという愚かさがある。スポーツではありませんが、民主党の小沢一郎たたきも好例でしょう。彼らは、そのままマスコミとの関係を修復せず、世界に出て、実力をみせつけました。

無論、彼らの活躍の仕方は様々でした。イチローは、今年こそ振るいませんが、10年間、トップにいました。伊良部は短い時間ではありましたが輝きをみせました。そして野茂。彼は華々しく活躍したあと、不振にあえぎながらもアメリカ球界にこだわり、球団を転々としながら奇跡の復活劇を見せたのです。もう、勝てないだろうと思ったときに二度目のノーヒットノーランを達成したりします。そして、表情は常にシャイ。

この本は、そんな野茂の魅力と、彼が成し遂げたことを分かり易く、多くの人の声や選手と比較をしながら描きだします。ロバート・ホワイティングの本とは『東京アンダーワールド』以来のおつき合い、『東京アウトサイダーズ』『イチロー革命 日本人メジャー・リーガーとベースボール新時代』『サクラと星条旗』そして今回の『野茂英雄 日米の野球をどう変えたか』と、数年に一冊くらいのペースで読んでいますが、その視点の確かさは、折り紙つきといっていいでしょう。この本について、プロローグに
                  *
この本は、二〇〇八年に野茂がプロ野球を引退したあと、ぼくがスポーツ誌『Number』に書いた記事が原型になっている。
                  *
とあります。カバー折り返しの言葉は、
         *
「みなさん、信じられますか! 日本人投手が、
今、アメリカのオールスター戦に先発しているんで
すよ!信じられますか!」
95年のMLBオールスター戦の実況アナウンサー
は、立ち上がって興奮気味に叫んだ。
この年、野球史が変わった。日本人プロ選手が
史上初めて、自らの意志でメジャーリーガーと
なったのだ。野茂英雄――彼が日米の野球に与
えた影響は計りしれない。パイオニアとして黙々
と投げ続けた男の物語を、彼のスタイルにマッチ
した翻訳の文体で味わう決定版。
         *
思い出します、あの場面。でも、この本で感心したのは帯の言葉です。
   *
イチローは天才、
松坂は怪物、
ヒーローは、
野茂。
   *
そう、たしかにヒーローは野茂でした。世界のサッカーを語るとき、日本人では常に中田英寿の名が最初にあげられるように、野茂は大リーグで活躍した日本人として、最初に語られるべきヒーローでした。彼らなくして、世界に羽ばたく日本のスポーツマンの姿をここまで数多く見ることはなかったはずです。特に、野茂の不死鳥のように這い上がってくる姿は、どれほど見る人の心を熱くしたことでしょう。私は何度も泣きました。

詳細は本を読んでもらうのが一番です。私が知らなかったこと、とくにダン野村の話は面白かったし、鈴木啓示との確執などは、古い体質を残した野球人の姿の醜さを見せつけられるようで胸が痛みました。でも、一番嬉しいのは、アメリカの人たちが今も野茂をきちんと評価してくれていることです。日本のマスコミが作り上げた幻想ではなく、真実の野茂がここにいます。最後に、目次を写しておきます。これを見ただけでも本の流れが理解できると思います。

     プロローグ
第1章 ありがとう、野茂
     野茂以前と、野茂以後
     メジャーリーグの救世主 ほか
第2章 メジャーリーグ以前
     バッファローズ入団
     四年連続最多勝 ほか
第3章 一九九五年ロサンジェルス
     ドジャースに入団
     驚異のトルネード投法 ほか
第4章 ノーヒッター
     五億人の観客
     パク・チャンホとの独特の温かい関係 ほか
第5章 野茂効果
     三〇〇万~六〇〇万ドル稼いだピアザ
     ニューヨーク・メッツに移籍 ほか
第6章 イチロー、渡米。野茂、復活
     イチロー、ポスティングシステムでメジャーへ
     メジャー一年目でMVP獲得 ほか
第7章 帰郷―再びロサンジェルスへ
     コルボーンコーチのアドバイス
     寡黙な芸術家、プロフェッショナル ほか
第8章 最後の復活劇
     日本プロ野球のストライキ
     日米通算200勝 ほか
第9章 日本人メジャーリーガーたち
     顔が見える日本人
     イチローと松井の性格 ほか
第10章 インパクト―野茂は何をもたらしたか
     選手流出に怒りを覚えない日本人
     アメリカの観客は七五〇〇万人、日本は二二〇〇万人 ほか
第11章 野茂と野球殿堂
     野茂は野球殿堂に入れるか?
     野茂と野球殿堂に関するもろもろの声

     エピローグ
     訳者あとがき
     野茂英雄 年度別成績

装幀者――芦澤泰偉+児崎雅淑

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紙の本

日本野球のあり方を変えた先駆者としての野茂英雄

2020/06/21 09:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もちお - この投稿者のレビュー一覧を見る

今となっては日本で成功した選手はMLBへ移籍することが普通となったが、かつてはこの選択肢がなかった。これは野茂が単身乗り込み、MLBでも通用することを実力を以って証明したおかげであるからだ。MLB移籍に至る近鉄球団との一悶着、当時のMLBストライキによる米国民のMLB全体に対する嫌悪感、野茂英雄のメンタリティと人間性、野茂の後に続々MLBへ移籍した選手たちの評価を丁寧に積み上げていく。一人の選手に対して応援歌が作成されてそれが大ヒット曲になったというのも古き良き思い出。

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紙の本

道を切り開く意志と実力

2011/04/17 00:23

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:木の葉燃朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日本のプロ野球、アメリカのメジャーリーグで活躍した野茂英雄投手の評伝。1989年の近鉄バファローズ入団から2008年の引退まで、更に野茂の後に続いたメジャーリーガーにも触れ、野茂投手が日本プロ野球に与えた影響、アメリカの野球殿堂入りする可能性についても言及している。

 最初に個人的な思い出を書くと、野茂投手は私が最後に好きになったプロ野球選手かもしれない。その後も、プレーの素晴らしさに惹かれた選手はいた(例えばイチロー選手など)。でも、「ファンだ」と言える存在は野茂投手が最後。日本でプレーしていた頃から、それまで見たことのないようなピッチング・フォーム、そして築き上げた成績の数々には夢中になった。そしてこの本でも紹介されているが、メジャーリーグ移籍後の1996年、圧倒的に打者有利と言われるデンバーのクアーズフィールドでノーヒット・ノーランを達成した様子は、たまたま大学の講義がない日で、自宅でテレビの衛星中継を見ていて、すごいことが起きたと思ったことを覚えている。

 この本を読んで、野茂投手が記憶にも記録にも残る選手となった理由を改めて感じた。
 ひとつには、意志の強さがある。例えば、あるメジャーリーグの重鎮の話として、次のように紹介されている。「野茂には勇気がある。現行のシステムに反旗を翻すほど勇気のある日本人選手は、私の知る限り野茂しかいない。彼が行動を起こさなかったら、たぶん今ごろメジャーリーグに日本人は一人もいなかっただろう」(p.37)。そして、野球に限った話ではない。「野茂はさらに人種や民族の壁を打ち破り、日本人のアメリカ社会進出を促し、アメリカ人の前で日本人が胸を張れるよう手助けをした。その点で、彼は現代史における社会的な重要人物になったといえよう」(p.10)とも評されている。
 ここにある「現行のシステムに反旗を翻す」というのは、野茂投手が日本の近鉄バファローズからアメリカのロサンジェルス・ドジャースに移籍した際に、日本の野球協約の「任意引退条項」を使用したこと。説明を引用すると、「日本では、任意引退選手は、日本にいる限りは元のチームに戻らなければならないが、アメリカでプレーする場合は、その限りではないようだ」(p.49)というもの。なぜこのような解釈になっているかというと、この条項は日本でプレーする外国人選手を念頭に置いているから。野茂選手の移籍まで、「最盛期の日本人スターがアメリカへ行くなどという発想は、日本人が月面着陸するくらい浮世離れしていた」(p.54)のである。そして選手たちにも、アメリカでプレーすることを現実的な目標とは考えていなかった。王貞治氏の下記のようなコメントが紹介されている。1970年前後に、メジャーリーグからスカウトの話もあったが、「本当はメジャーリーグで腕試しをしたかった。しかし、たとえ読売にアメリカ行きを許されたとしても、ファンは絶対に許してくれなかったでしょう。当時はそういう風潮でしたから」(p.51)という現実があった。
 その現実を乗り越えたのが、当時の代理人ダン野村氏の協力を得た野茂投手だった。任意引退条項を使用し、アメリカへの移籍を進める二人には、「スポーツ紙、球界首脳陣、ファングループ、王、長嶋、星野仙一などの重鎮さえもが、彼を非難した」(p.55)。野茂投手の実の父さえ、他の方法を検討するように伝えたという。それでも野茂投手はダン野村氏に対し、「ぼくらは正しいことをしているんですから」(p.55)と、気持ちを揺るがすことがなかったという。

 これだけでも日米の野球界への影響は大きい。しかし、野茂投手が更に素晴らしかったのは、メジャーリーグでの活躍。それも、メジャーリーグ移籍後の 1995年~1997年以降、二回の復活を果たし、39歳まで息の長い選手として活躍している。それは、怪我から復活して、ボストン・レッドソックスで2度目のノーヒット・ノーラン達成とリーグ奪三振王獲得を果たした2001年。そして2005年を最後にメジャーリーグの登録がなく、2006年には南米のベネズエラのリーグでプレーしながらも、メジャーリーグのマウンドに戻った2008年の二回。日本からアメリカへの移籍という点だけでなく、アメリカで成績を残し、人々の記憶に残った選手である。
 ここで唐突に思い出すのは、ベルギーの元サッカー選手ジャン=マルク・ボスマン。「ボスマン判決」の当事者と言えば、サッカーが好きな方は分かるかもしれない。ボスマン判決とは、EU加盟国のプロサッカー選手が前所属クラブチームと契約満了後は、他の EU加盟国のクラブチームへの移籍を妨げることができないこと、そしてEU加盟国のクラブチームでは、EU加盟国籍の選手が外国籍扱いにならないことを認めた判決。これにより、ヨーロッパでの選手の移籍に大きな影響を与えた。しかし、ボスマン自身は、裁判に時間を割いたこともあったのか、プレーの面では記録や記憶に残る選手とは言えない。彼と比較した時、野茂投手の野球選手としての実績を残した実力の大きさを、より強く感じる。

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