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商品説明
なぜ日本のサッカーは決定力に欠け、勝負どころの試合を落とすことが多いのか? 4年後のW杯ブラジル大会に向けて、「ザック・ジャパン」が引き継ぐ、日本代表の資産と負債を徹底分析する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
永井 洋一
- 略歴
- 〈永井洋一〉1955年神奈川県生まれ。スポーツ・ジャーナリスト。NPO港北FC(横浜市)理事長。CS放送「プレミアリーグ」の解説者。著書に「絶対サッカー主義宣言」「日本代表論」など。
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書店員レビュー
プレミアリーグ解説...
ジュンク堂書店大阪本店さん
プレミアリーグ解説でお馴染みの著者だが以前の「絶対サッカー主義宣言」「ゴールのための論理」の通り硬派である。代表のみならず指導者、メディア、行政まで槍玉にあげる舌鋒は黒書店員も顔負けである。
そんな永井の新著は岡田ジャパンの課題と今後の展望である。決定力不足を少年育成時から取り組むべきとした前著から進歩せぬ現状を発展の歴史を踏まえて分析している。辺境論の引用は興味深い。オシムの離脱を惜しむ声にも、旧ユーゴの「上手いが勝ちきれない」サッカーでは日本の問題点解決にならぬとバッサリ。パス成功率の一番低いくせにスペインを志向するのを「通用しない得意技など得意技ではない」と一蹴。勤勉で協調性があるという評価にも世論調査における国民性変質の兆候を指摘するなど、きちんと論理立てて解説する真摯な姿勢は他の阿諛追従型解説者も見習うべきだ。
彼が日本らしさとして提唱するのがスタイルの美味しいところ取りする「編集力」。あとがきのザッケローニの記者会見のチェックといい、こういう地に足の着いた評論と取り巻く環境への変に馴れない体幹の強さに共感する。
大阪本店 黒書店員 D