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紙の本
聯愁殺 (中公文庫)
著者 西澤 保彦 (著)
大晦日の夜。連続無差別殺人事件の唯一の生存者、梢絵を囲んで推理集団“恋謎会”の面々が集まった。四年前、彼女はなぜ襲われたのか。犯人は今どこにいるのか。ミステリ作家や元刑事...
聯愁殺 (中公文庫)
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商品説明
大晦日の夜。連続無差別殺人事件の唯一の生存者、梢絵を囲んで推理集団“恋謎会”の面々が集まった。四年前、彼女はなぜ襲われたのか。犯人は今どこにいるのか。ミステリ作家や元刑事などのメンバーが、さまざまな推理を繰り広げるが…。ロジックの名手がつきつける衝撃の本格ミステリ、初の文庫化。【「BOOK」データベースの商品解説】
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書店員レビュー
当店で発売以来常に…
文教堂 浜松町店さん
当店で発売以来常にランキングに入っている本です。
動機不明の連続無差別殺人事件。大晦日に開かれた推理合戦は予想だにせぬ結末へと導かれます。本格ミステリとしての評価もさることながら読者の期待を根底から覆すラストが読みどころです。
謎解きでありながら謎解き自体を否定するこれぞまさにメタ推理小説。最後の1ページまで必ず読んでください。二転三転した後にまさか、まさかの殺人鬼の正体があきらかになります。驚愕のひと言ではとても足りないです。
今年に入り全国の書店でも売れ始め、ランキング1位のお店が続出しています。
現在10万部を突破して、その勢いは増すばかり。
これは面白い!
大ブレイクの予感です。
(評者:文教堂書店浜松町店 文庫担当 前田直希)
紙の本
ミッシングリンクの極北
2020/08/23 07:02
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アントネスト - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間の極端な心理を書くことを得意とする西澤保彦が手がけた、ミッシングリンク(被害者間に何の関係もないかに思える連続殺人で、隠れた関係・動機を探る物)テーマの傑作。
主人公のOLは、自宅の扉を開けた瞬間、背後から見も知らぬ男に襲われる。
何とか男を撃退した彼女の通報により駆けつけた警察は、男の残したノートを見つける。ノートには、彼女を含め四人の人間の名前があり、彼女を除く三人は既に殺されていた。彼女とも襲ってきた男とも縁も紫もない三人。なぜ、彼らは殺されなければならなかったのか?
九死に一生を得た彼女の証言により、男の身元はすぐに判明する。だが、彼はどこへ逃亡したのか、つかまることなく数年の月日が過ぎてしまった……。
男が自分を含める四人に殺意を抱いた理由がわからないことに耐えられない彼女は、ある人々に相談するのだが……。
「犯人はなぜ、自分と何の接点もない無関係の人々を殺したのか?」最後に明らかになるこの問いへの答えは、虚無の驚愕へと読者をいざないます。
紙の本
推理ロジックの名手・西澤保彦氏による興味深いミステリー作品です!
2020/08/20 10:52
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『人格転移の殺人』、『黄金色の祈り』、『夢幻巡礼』、『依存』、『夏の夜会』、『神のロジック 人間のマジック』、『パズラー』といった話題作を次々に発表されている西澤保彦氏の作品です。同書は、大晦日の夜を舞台に繰り広げられる物語です。連続無差別殺人事件の唯一の生存者、梢絵を囲んで推理集団「恋謎会」の面々が集まります。4年前、彼女はなぜ襲われたのでしょうか?犯人は今どこにいるのでしょうか?ミステリ作家や元刑事などのメンバーが、さまざまな推理を繰り広げるのですが、この事件は解決できるのでしょうか?続きは、ぜひ、同書をお読みください。
紙の本
この結末は嫌いでも嫌でもなかった
2018/09/10 15:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の最後についている西澤保彦 著作リスト(2010年8月現在)によると
本作品は28作目になるようです。
1995年デビューから15年ほどで52作!も出しておられる。
私は西澤氏のファンでなくて良かったというのが正直なところです(笑)
大好きな作家が寡作なのと多作なのとでは、
どちらがファンにとって嬉しいのでしょうかね。
西澤氏の作品で時々お目にかかる難読苗字の登場人物が
この作品にも多数登場(というよりもほぼ全員)しますが、
私も西澤氏に慣れてきたようで敢えて読み方を憶えるのはハナから諦めて
漢字(名前)を単なる記号として憶えるだけにして読み通しました。
まぁ、それほど思い入れできるキャラクターもいなかったのでこれで十分でした。
それはさておき、
この作品は私が読んだ西澤氏の作品の中では好きな方でした。
特に素人?探偵たちの推理合戦の部分が読んでいて楽しかったですね。
そして、この結末も嫌いじゃないし嫌でもなかったです。
紙の本
登場人物の名前が・・・
2020/03/08 17:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物の名前の読み方が難しくて、最後まで正確に読めませんでした・・・。
はじめは読み方が覚えられなくてイライラ、途中から諦めて「ハンさん」「チョウさん」とか適当に脳内変換して読みました。
それも攪乱の要素だったのか?
なかなか救いようのない結末でした。
紙の本
ミッシングリンク
2016/01/18 16:46
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヴァン - この投稿者のレビュー一覧を見る
SFミステリで定評のある西澤氏。
しかしSFだけじゃないということをこの作品が証明してくれることでしょう。
テーマはずばりミッシングリンク。
殺された被害者の共通点とは?
驚きの真相があなたを満足感へと誘います。