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クロモリ自転車の組み立てと調整 いま手に入る部品でつくるロードとランドナー (ラピュータブックス マンツーマンシリーズ)
著者 大前 仁 (著)
“クロームモリブデン”のパイプで作られた、クロモリ自転車。六角レンチ数本とドライバーとスパナがあれば、誰でも組み立てることができる。確実で安全な組み立てを実現できるよう、...
クロモリ自転車の組み立てと調整 いま手に入る部品でつくるロードとランドナー (ラピュータブックス マンツーマンシリーズ)
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商品説明
“クロームモリブデン”のパイプで作られた、クロモリ自転車。六角レンチ数本とドライバーとスパナがあれば、誰でも組み立てることができる。確実で安全な組み立てを実現できるよう、589点の写真で懇切丁寧に解説。【「TRC MARC」の商品解説】
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中・上級者向けの自転車組み立て解説書
2015/04/21 02:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルルイエの通行人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロードバイクとランドナーに焦点を当てた、自転車組み立てのノウハウが載っている本。
もっとも、「この本を読めば、誰でも今日から簡単に自転車を組み立てられるようになる」というわけではないが…。
本書での使用フレームは、いずれもクロモリで、コンポーネントは、シマノ・デュラエース7900とカンパニョーロ・コーラスの例が掲載されている。
2010年5月に発刊されたので、本書に掲載されているパーツ類の中には、もしかしたら入手不可能なものもあるかもしれない。
「完成品の調整は、もうお手の物。そろそろ自分で自転車を組み立てたい」という人。
あるいは、「初心者だけど、こうした知識も持っておきたい」という人。
自転車に興味のある人は、こうした本を一冊持っておいても損はない。
尚、自分は後者である。
まぁコンポーネントやパーツ類は日進月歩だし、「いずれ作ってみたい」と思っても、その「いずれ」が来る頃には、その時に応じて新しい知識を手に入れねばならない。
現在では手に入るパーツも、やがては手に入らなくなり、本書の内容とかみ合わない部分は必ず出てくるだろう。
また、自転車の組み立てには特殊工具も必要になるため、工具集めにも資金が必要であり、自転車のフレーム一つとっても、様々なタイプが存在する。
そのため、本当の初心者には、フレームはもちろんパーツやネジの選別など、最初の段階でかなり複雑な要素が絡んでくるため、この本を読んで、かえって躊躇してしまうだろう。
まともにケーブルやコンポーネントの調整などができない状態で、いきなり自分で一から組み立てるなど到底できない、というのがこの本を読めばわかる。
興味本位で作ろう、などとは思わないほうがいいだろう。
いい意味で自転車組み立ての奥深さが見えてくる。
尚、本書には載ってないが、ランドナーに至っては泥除けの取り付けが最も重要とされるという。
ただ単に組み立てるだけではなく、パーツ類の組み付け後の見た目の美しさも関わるとなると、やはり自分で自転車を組み立てるというのは、それなりの上級者でなければ難しいというのがわかってくるはず。
バーテープを巻くだけでも、初心者では難しいと聞いたことがある。
実際、本書でもランドナーバーにコットンバーテープを巻く項目に、「所要時間40分以上」とある。
それでもいつかは自分で組み立ててみたい…という人は、本書を手にとってみるのもいいかもしれない。
実際に組み立てるかどうかは別にして、「いつかは組み立ててみたい」という夢くらい持ってもいいではないか。
「いつかは自転車で旅に出たい」と夢見るのと同じように。