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  • みんなの評価 5つ星のうち 5 2件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2009/09/17
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春新書
  • サイズ:18cm/375p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-660716-7
新書

紙の本

完本紳士と淑女 1980−2009 (文春新書)

著者 徳岡 孝夫 (著)

オピニオン誌「諸君!」の巻頭を飾る名物匿名コラム「紳士と淑女」は一九八〇年一月号より連載が始まった。爾来三十年、時流におもねらず、深い洞察力とジャーナリスティックなセンス...

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完本紳士と淑女 1980−2009 (文春新書)

税込 1,320 12pt

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商品説明

オピニオン誌「諸君!」の巻頭を飾る名物匿名コラム「紳士と淑女」は一九八〇年一月号より連載が始まった。爾来三十年、時流におもねらず、深い洞察力とジャーナリスティックなセンスで数々の名文を書き続けた筆者は、雑誌の休刊にともない、ついに自らの名とがん闘病を明らかにした。30年に及ぶコラムから263本を精選。【「BOOK」データベースの商品解説】

取材記者の鋭い目、文明への深い洞察、ユーモアのある毒…。オピニオン誌『諸君!』の巻頭を飾ってきた名物匿名コラムの著者が、雑誌の休刊にともない、ついに名を明かした! 30年にわたる連載の中から精選コラムを収録。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

徳岡 孝夫

略歴
〈徳岡孝夫〉1930年大阪府生まれ。京都大学文学部英文科卒。毎日新聞社入社。ベトナム戦争中には東南アジア特派員を務めた。85年学芸部編集委員を最後に退社。「五衰の人」で第10回新潮学芸賞受賞。

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評価内訳

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紙の本

朝日新聞文章読解の傾向と対策。

2009/09/21 14:37

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:和田浦海岸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この新書に精選されたコラム。30年間にわたる雑誌「諸君!」巻頭コラム「紳士と淑女」。そこから、朝日新聞をとりあげた箇所をピックアップすることの面白さと魅力。ただ引用するばかり。


「客観描写を装いつつ」p67・・・1984年8月号

「例によって例の如く朝日編集委員の大特集『北朝鮮【金正日時代】へ着々』(6月6日夕刊)。切り抜いて後日のために保存しておこう。
『代表団が平壌市内の幼稚園を訪れた時、園児たちがいくつかの歌を聞かせてくれたが、その一つは【金正日先生ありがとう】だった。代表団はまた平壌にある三階建ての鉄道省革命事蹟館電化分館を見学したが、三階部分はすべて金正日書記がいかに鉄道の電化に力を注いできたかを写真などで示した展示館だった。ともあれ、金正日時代に向けての体制固めが着々と進行している感じだった』
このほか、客観描写を装いつつ、この記者はしきりに『着々』『建設』『さらに好転』『落ち着きを増し』『自力で』とプラス面を印象づけようとしている。1950年代のソ連、60年代の中国に感激し続けてきた新聞社だから、いまさら文句はないけれど・・・」

これが、いまから25年前のコラムなのですが、あの頃と今とでは読んでの感想はどうでしょう。この新聞社の文章の傾向と対策を以下拾ってゆきます。インフルエンザと同じように抵抗力がないと、すぐに感染しやすい朝日新聞記事への免疫抗体をつくるために、ここはあえて列挙。


時代によって北朝鮮の拉致問題の報道は、かわってゆくわけですが、2000年2月号から引用します。

「ほらね、やっぱり心配した通りになった。村山訪朝団は平壌で金容淳ひとりの長広舌を拝聴し、向うの言いなりに拉致事件や不審船問題をタナ上げしてしまった。あれほど頼んだ横田めぐみの両親の訴えを、きれいさっぱりと忘れ、国交正常化交渉の再開と食糧支援を約束して帰ってきた。あれで国会議員か。子供の遣いじゃないか。
マスコミも『産経』を外させた北朝鮮に抗議ひとつせずに帰ってきた。帰るとすぐ、NHKは『いわゆる拉致事件』と言い出した。何がいわゆるだ。拉致そのものではないか。・・・・
金容淳は同行記者団に向かって、こう言ったという。
「【拉致】という言葉を使ったら何も解決しない。・・・マスコミも注意すべきだ。どのマスコミが【拉致】という表現を使っているか、一字一句を調べたい」
こんなことを言われ、よく黙っていたなあ。あれほど警察の電話盗聴に反対したくせに、北朝鮮の検閲には、怒る社説が一つもない。
すべては70年代の悪名高い『中国報道』のおさらいである。『朝日』の特派員ただ一人が北京滞在を許され、文革下の中国べったりの記事ばかり書いた。毛沢東の後継者に指名された林彪副首席が謀反を起して死んだのに『何かあったという報道は西側の謀略だ』と書き続けた。『産経』を除く各紙は、北京に特派員を置かせてもらおうと、□躬如(きつきゅうじょ)として中国政府の意を迎えた。
あれの繰り返しである。各紙各局は、すでに村山訪朝団の『成功』を称えている。日本のマスコミは、政治家に輪をかけた、冷血漢、売国奴である。」

う~ん。では、こんな箇所も引用しておきましょう。

1999年11月号。

「農水省で定例の事務次官会見が、記者クラブ内の一部をアコーデオンカーテンで仕切った記者会見場で行われようとした。職員が国旗である日の丸と三脚を持ち込もうとした。するとクラブ加盟の朝日新聞と北海道新聞と共同通信の記者が立ちふさがって、国旗の入室を阻んだ。朝日新聞広報室は『立ちふさがったという事実はない』と釈明したから、たぶん立って、ふさがっただけなのだろう。
事件のあったのは9月2日。その後の農水相や次官の記者会見はどうなっているのか。国旗は会場に『定着』したのか?・・・・・問いたいことは山ほどあるが紙幅がないので、ここでは印象評論にとどめよう。
会見場に向かう国旗と次官の前に立ち、通路をふさいだ三記者は、口々に『話を聞いてください』『大臣も強制はしないと言っていたじゃありませんか』『国旗を持ち込まないで会見を開きましょうよ』と叫んだという(読売9月3日)。思わず呵々大笑した。典型的な左翼の言葉遣いである。
左翼、たとえば日教組は、勤評闘争いらい『ぶっ潰せ』とは絶対に言わなかった。『やめましょうよ』『話し合いましょう』と、猫撫で声で校長を何十時間も吊し上げた。降参するまで許さない。追いつめられて自殺した校長が何人もいた。その左翼の口調を『朝日』以下の三人が言ったのだ。
新聞社、通信社はレッキとした私企業である。なのに各官庁、各自治体、国会、各裁判所、各警察のトップが執務する中枢フロアの一等地にクラブ室を持ち、大変な権力を握っている。いわゆる『新解釈』により、記者クラブは取材の拠点で、記者会見は記者クラブが主催するものと定義された。・・・・彼らは家賃はおろか光熱費、電話代、女の子の給料などビタ一文払わない。税金の窃盗に等しい行為だが、それでも足りず、彼らはクラブ室に治外法権を適用する。農水省が自分のビルの中で国旗をどこへ動かそうと、農水省の勝手ではないか。家賃払ってないくせに、何が『話し合いましょうよ』か。
『朝日』社説は『記者にとって会見場は日常の仕事場である』と言い、そこへ『ことさらに国旗を持ち込む。不快に思うのは、踏み絵を踏ませるような貧しい心根を感じる』から反対だと書いた。
おお、よくも言った。高校の卒業式という非日常的な場に日の丸を掲げるのに反対したのはどこのどいつだ。形勢不利と見れば一歩退き、日常的な仕事場に国旗はけしからんと言い張る。お前さんの根性にこそ貧しい心根を感じるよ。」


うん。このくらいにして、
「完本紳士と淑女」の中で朝日新聞を取り上げた箇所。
私が印象に残ったページだけですが、索引として、どこにあったかを記しておきます。

p19
p37「無難な記事のお手本」
p47「沖縄」
p53「戸塚宏」
p57「永久保存とする」
p67「金日成」
p84「朝日新聞・田岡俊次記者」
p99「小尻知博記者の死」
p101「値段の高い生命と安い生命がある」
p117「八重山列島のサンゴ破壊事件」
p178「テレビ朝日報道局長椿貞良の談話」
p212「昭和28年「こども」のページ」
p237「韓国からの通信」
p252「石川校長の死」
p257「国旗」
p299「メディアの詭弁」
p323「イラク国民議会選挙投票日の風景」
p327「長野総局の西山卓記者(28歳)」

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