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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2007.5
- 出版社: 八坂書房
- サイズ:19cm/258,9p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-89694-891-2
紙の本
都会のキノコ図鑑
著者 大舘 一夫 (監修),長谷川 明 (監修),都会のキノコ図鑑刊行委員会 (著)
公園や空き地、庭先や植え込みなど、ごく身近なところに顔を見せるキノコ267種を、幼菌や成菌、傘の裏、胞子など様々な写真で紹介する。キノコの性質、見分け方、食毒、ちょっとお...
都会のキノコ図鑑
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商品説明
公園や空き地、庭先や植え込みなど、ごく身近なところに顔を見せるキノコ267種を、幼菌や成菌、傘の裏、胞子など様々な写真で紹介する。キノコの性質、見分け方、食毒、ちょっとおいしい食べ方など、知って得する情報満載。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
今図鑑に求められているのは正確さではない。遊びゴコロだ。(←お前個人の趣味だろーが)
2007/06/29 22:52
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鳥居くろーん - この投稿者のレビュー一覧を見る
その内容のバランスの良さと親身さでなかなかの出来ばえであった『都会のキノコ』に続編が登場。前作では本の導入部で100種類が紹介されたにすぎなかったキノコラインナップを大幅にグレードアップ、267種を紹介することに専念するキノコ図鑑として出版された。
個人的な評価を先にいわせてもらえば「ちと期待しすぎたな」というところである。
なにぶん謙虚で良識のある都会キノコ人たちのこと、その内容のバランスの良さや誠実さにはまったく頭の下がるところだ。ただ、読み物である前作はそこを素直に評価できたのだが、今回は図鑑、ワケが違う。どう違うかって?想像してごらんなさい、マジメで誠実な人々がマジメに図鑑を作ったらどうなるかって。それはもうガッチガチの図鑑になっちゃうでしょ。違う?
これはシロウト団体の手による図鑑なのだ。技術で劣るシロウトがプロに勝てるのは、各人の個性や経験とか、血の通った語り口とか、さらにはちょっとした遊びゴコロ、そういったものをおいて他にない。図鑑としての実用性を多少犠牲にするとしても、もう少し自由なスタイルに挑戦する必要があったのではないかと思う。
また、これはローカルきのこ図鑑である。都心とはいえ、ローカルであるからには地域性をもっと前面に出してほしかった。
たとえば巻頭にサクラ満開の時期に生えるキノコのおもしろいエピソードが紹介されていたけれども、キノコの遠景に花見客がいる、そんなアングルでの写真を狙えなかったものか。他のキノコにしてもそう、キノコ写真のバックに都会ならではのモノ(アスファルトとか車とかガードレールとか通行人とか)を捉えられていないのはちと寂しい。
人工的な空間にしか生えないキノコはいくらでもある。「人工の中にも自然がある」という遠慮がちな視線ではなく「自然とともに人工はある」ぐらいの広い視野があれば、都会のキノコの奥行きはもっと広がるだろう。
(コレとは別に、もっとマニアックな作りにしても良かったんじゃないかという個人的要望があるんだけど、「広い視野」とか偉そうなことを言った手前、今は遠慮しとく)
紙の本
都会のキノコ図鑑
2022/01/15 16:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まんまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
都会で見られるキノコが色々と載っています。写真も一枚だけでなく、複数あり原物と見比べができておもしろいと思います!