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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 39件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.5
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/245p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-304671-4

紙の本

人柱はミイラと出会う

著者 石持 浅海 (著)

留学生リリー・メイスは、日本で不思議な風習を目にした。建築物を造る際、安全を祈念して人間を生きたまま閉じ込めるというのだ。彼ら「人柱」は、工事が終わるまで中でじっと過ごし...

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人柱はミイラと出会う

税込 1,320 12pt

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商品説明

留学生リリー・メイスは、日本で不思議な風習を目にした。建築物を造る際、安全を祈念して人間を生きたまま閉じ込めるというのだ。彼ら「人柱」は、工事が終わるまで中でじっと過ごし、終われば出てきてまた別の場所にこもる。ところが、工事が終わって中に入ってみると、そこにはミイラが横たわっていた。黒衣、お歯黒、参勤交代—。パラレルワールドの日本で展開する、奇っ怪な風習と事件の真相とは。【「BOOK」データベースの商品解説】

留学生リリー・メイスは不思議な風習を目にした。建築物を造る際、「人柱」をたてるというのだ。この現代の日本で!? 黒衣、お歯黒、参勤交代…。パラレルワールドの日本で展開する、奇っ怪な風習と事件の真相とは?【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

石持 浅海

略歴
〈石持浅海〉1966年愛媛県生まれ。九州大学理学部卒業。光文社の新人発掘企画「カッパ・ワン」で「アイルランドの薔薇」が選ばれ、長編デビュー。他の著書に「月の扉」「水の迷宮」など。

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みんなのレビュー39件

みんなの評価3.4

評価内訳

紙の本

秋の夜長に軽く一冊

2008/09/23 13:58

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kako - この投稿者のレビュー一覧を見る

小一時間くらいで読め、肩の凝らない短篇の小説です。
普段おもたぁい内容のものや、グロテスクなもの、性格がねじれそうなものばっかり読んでいるので、息継ぎ感覚でこういうものを読むのもまた楽しかったです。

人柱・お歯黒、参勤交代など昔懐かしいこの言葉が現在にまだ生き残っている制度として存在するパラレルワールド。
外国の方から見ても、もちろん現代の私たちからしてもかなり不可思議な風習です。
それが見事に現代の世界にマッチしているのがまた不思議。
この摩訶不思議な風習が存在するからこそ成り立つ犯罪は、他のミステリーではありえないトリックばかり。
思わず苦笑してしまいますが、寝る前などのリラックスには最適かもです。

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紙の本

ミステリ部分だけなら★四つ。で、ドーデもいい男女関係が足を引っ張って、結果として★三つ。男と女の関係を入れれば売れるかもしれませんが、このお話のリリーの感情は不要でしょ

2009/04/02 19:50

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

佐野洋が『推理日記 PART★11』(講談社2008)で褒めていた作品です。私にとって佐野洋はミステリ教室の先生みたいなものですから、その神様が褒める作品がわるいわけはない。しかもです、松尾かおるの装画が可愛らしい。そして新潮社装幀室の装幀も安っぽくならず好ましい。これで中身がよければサイコーなんですが・・・

ちなみに新潮社のHPには

「僕の仕事ですか? ええ、人柱です」。非「日常」の日本を描く、連作ミステリ。

留学生リリー・メイスは、日本で不思議な風習を目にした。建築物を造る際、安全を祈念して人間を生きたまま閉じ込めるというのだ。彼ら「人柱」は、工事が終わるまで中でじっと過ごし、終われば出てきてまた別の場所に籠る。ところが、工事が終わって中に入ってみると、そこには知らない人間のミイラが横たわっていた。

と書いてあります。これは標題作の内容です。各篇についてはあとでもう一度おさらいするとして、登場人物を紹介しておきます。


主人公はリリー・メイスというアメリカ人留学生で、恵子のところにホームステイし、三年以上過ごし卒業を迎えることになります。オレゴンに両親がいますが、お話には登場しません。研究室は慶子とは異なりますが、多くの時間を慶子と過ごしています。その関係で慶子の従兄である東郷直海と知り合います。

直海が、この連作の探偵役を務めます。彼は、建築物を造る際、安全を祈念して人間を基礎部分の部屋に、工事の重要部分が完成されるまで生きたまま閉じ込められる人柱職人です。年寄りではありませんが、言動に若さが感じられないところがあって、私はすきではありません。

この話の登場人物の中でもっとも好ましい存在、それが一木慶子です。父親が会社経営者で議員ですから、何不自由なく育ったお嬢様ですが、深窓の令嬢、というよりは庶民派のお嬢さん、といった感じです。高校生のとき、リリーの家にホームステイしたことが縁で、今はリリーを自宅にステイさせています。札幌の農学系大学生です。

話が何年にもわたっているので、何年生とはいえないし、正確に学部が記されているわけでもないので困りますが、最後は博士課程を修了し農林水産省管轄の研究所に勤務する予定で終っています。父親の一木三郎は元世界的な精密機械会社の経営者で現在は道議会議員です。主に教育と治安の向上をテーマに政治活動をしています。息子がいないため、甥の直海を後継者にしようと思っていますが、直海は首を縦に振りません。

一木好江は慶子の母ですが、ほとんど出番はありません。私は個人的にリリーの存在がいやなんです。いなくても成り立つはなしじゃないか、って思います。アメリカ人がしゃしゃり出てくるなよ、なんて思うんです。むしろ、直海・慶子でスッキリさせたほうがずっとよかった、私はそう思っています。ミステリとしては定石を踏んでいるので、佐野洋好みだなとは思いますが驚きはない。そこらも佐野洋に似ているかもしれません。


・人柱はミイラと出会う(「小説新潮」2004年4月号」):工事が終わって中に入ってみると、そこにはミイラが横たわっていた

・黒衣は議場から消える(「小説新潮」2004年10月号」):北海道議会の中継中、議員に不可欠とされる黒衣が消えた。存在されないものとして認識されている黒衣の失踪の秘密・・・

・お歯黒は独身に似合わない(「小説新潮」2005年4月号」):人妻がするというお歯黒を、独身のはずの大学院生が車の中で塗っていた。

・厄年は怪我に注意(「小説新潮」2005年10月号」):厄年に怪我をしないよう、該当者は一年間の長期休暇を取る。信じられないような風習だが、休暇中の大学関係者に事故が相次いで・・・

・鷹は大空に舞う(「小説新潮」2006年4月号」):その卓越した狩猟能力を活かし、犯人逮捕に貢献する警察鷹。決して犯人に大怪我をさせないよう訓練されているはずの鷹が・・・

・ミョウガは心に効くクスリ(「小説新潮」2006年10月号」):ミョウガにごく微量含まれているジンジーネは、記憶の一部を失わせるという。議員の自宅に送られてきたものは・・・

・参勤交代は知事の務め(「小説新潮」2007年4月号」):道議会議員を辞職して北海道知事選に出馬、見事当選をした新知事が公邸のベッドで見つけたものは・・・

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2007/06/07 20:52

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2007/06/26 10:54

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2007/07/14 01:05

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2008/10/01 22:30

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2008/10/02 21:35

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