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紙の本
スポーツと国力 巨人はなぜ勝てない (朝日新書)
著者 大坪 正則 (著)
どうして巨人は、2年連続Bクラスなのか。「2006年は巨人没落の初年度」と位置づける著者が、日本のプロ野球、Jリーグ、さらには大リーグ、ワールドカップをスポーツマネジメン...
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商品説明
どうして巨人は、2年連続Bクラスなのか。「2006年は巨人没落の初年度」と位置づける著者が、日本のプロ野球、Jリーグ、さらには大リーグ、ワールドカップをスポーツマネジメントの視点からメッタ斬りにする。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
大坪 正則
- 略歴
- 〈大坪正則〉1947年佐賀県生まれ。西南学院大学卒業。伊藤忠商事を経て、ニッポンスポーツマネジメントを設立したあと、帝京大学経済学部教授。著書に「プロ野球は崩壊する!」など。
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紙の本
3年前の再現?!
2007/06/01 21:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ダブルディ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、スポーツをビジネスの面から
徹底的に論じたものである。
書名に、“巨人はなぜ勝てない”と
あるが、「ジャイアンツが強くないと、
プロ野球は面白くない」などという
的外れなことが、書かれている
わけではない。
内容的には、むしろその逆である。
ジャイアンツに現在の立場を離れ、
プロ野球界全体のためになることを
するように提言している。
本書では、日本のスポーツにおいては、
プロ野球(NPB)、Jリーグ、
プロバスケットボール(bjリーグ)を、
また国際的なものとしては、オリンピックと
サッカーのワールドカップをビジネス的視点で、
論じている。
海外のスポーツに関しては、アメリカの
プロリーグとヨーロッパのサッカーを同様に
論じている。
そこから見えてくるものの1つは、日本の
プロスポーツの経営基盤の脆弱さである。
逆に見れば、筆者の言うように、これから
伸びる余地があるということであるが。
スポーツが、ビジネスの面で発展する
ということは、そのスポーツをする人と
見る人だけに、関係することではない。
本書においては、紙幅の関係で、
医療費の削減やいじめの解消について多少
触れられているだけだが、スポーツには、
それ以外にもそのパワーを発揮する機会が、
多々あることだろう。
04年に、本書の筆者の「プロ野球は
崩壊する!」が、発行された後、近鉄球団と
オリックス球団の合併問題に端を発する
球界再編問題が、勃発した。
ということは、今年はスポーツ界に、
何かが起きる?
たとえ、今年何も起こらなかったとしても、
NPBに関して、筆者が本書で指摘するように、
球界再編問題後行なわれた改革が、
セ・パ交流試合の実施くらいである現状から見て、
このままでは、近い将来、日本のスポーツ界に、
大問題が発生するだろう。