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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.11
  • 出版社: 角川書店
  • レーベル: 角川oneテーマ21
  • サイズ:18cm/239p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-710076-5
新書

紙の本

千年、働いてきました 老舗企業大国ニッポン (角川oneテーマ21)

著者 野村 進 (著)

なぜ日本にだけ老舗企業が生き残るのか? 屈指のジャーナリスト・野村進が、福田金属、勇心酒造、セラリカNODA、カタニ産業など計20社の老舗製造業を徹底取材、潰れない会社の...

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千年、働いてきました 老舗企業大国ニッポン (角川oneテーマ21)

税込 880 8pt

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商品説明

なぜ日本にだけ老舗企業が生き残るのか? 屈指のジャーナリスト・野村進が、福田金属、勇心酒造、セラリカNODA、カタニ産業など計20社の老舗製造業を徹底取材、潰れない会社の持続力の源を探る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

野村 進

略歴
〈野村進〉1956年東京生まれ。ノンフィクションライター。拓殖大学国際開発学部教授。大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞、アジア太平洋賞を受賞。著書に「コリアン世界の旅」他。

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みんなのレビュー64件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

老舗製造業は、意外にも「頑固一徹、この道一筋」ではなかった

2007/03/01 10:43

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みち秋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本が世界的経済大国として生きていく上で重要な産業は、「製造業」であることに異論を唱える人はいないだろう。その製造業を支えてきたのは大企業ばかりでなく、100年以上もの間、幾多の障害を乗り越えてきた老舗製造業を含めた中小企業にも支えられてきたことも誰も否定しないだろう。その結果として科学技術が発展し先端技術の粋を集めた製品がどんどん開発されて、私たちの生活は豊かになってきた。私たちは溢れかえる生活用品の中に、さまざまな老舗の技術が詰め込まれていることに気づかずに生活している。
著者は日本になぜ100年以上続く老舗企業が多いのかという素朴な疑問を抱き、調査するうちに老舗の技術(ケータイ表面の金箔技術、着信を知らせる機能、心臓部に使われている人口水晶、パソコンのプリンター用トナー素材など)の高さと進化の過程に興味を抱いたという。
ある企業は徳川家康が江戸に幕府を開いた頃(400年以上) からの伝統的老舗技術の金箔技術を転写箔といわれる品物の表面に印刷する技術までに進化させている。
紹介されている19社の企業は創業数百年以上という歴史の中で、創業以来の家業は頑固に守りながら飽くなき革新を続け、誰もまねできない独創的なものを創る努力を怠らず働き続けてきたエネルギーを感じ取ることができる。老舗のイメージである頑固一徹、この道一筋ではなかったのである。
そして大部分の経営者から語られる家訓、社訓は、「企業が存続するには、大きな倫理と理念が必要」「本業で社会に貢献、それに反するものをやったら長続きしない」「不義にして富まず」などで実践に裏打ちされており、苦境を耐え抜いてきた人々の言葉には圧倒される。米国流経営方式導入で労働の尊厳を無視したり、粉飾決算、製品欠陥事故などの不祥事を起こしている経営者にとってこれらの話は呵責に耐えられないであろう。
中国大陸、朝鮮半島を往還する文化循環と揺れ動く歴史の中で生き抜いてきた老舗企業の経営倫理、理念などを通して、今の企業のあり方を突き止めようとする著者の視点が斬新で興味深く読むことができる。
本書が単なるウンチク本に成り下がっていないのは、モノづくり現場を精察し経営者との対話を通して老舗の生き抜いてきた核心部分を探り当てようとする著者の気概によるところが大きい。
ここ数年企業業績が持ち直している中で、老舗企業の倒産は逆に増えており、老舗の看板で企業活動ができる時代は終焉したようだ。しかし今後いくらコンピューター化が進んでも、人の五感に頼るわずかな余地は残るはずであり、そこに老舗の生きる道は残されており、伝統的価値は生かされると思う。
今日まで時代を乗り越えてきた老舗製造業のあり方は、こだわりと丹精を込めて愚直にモノづくりすることの大切さと、仕事や会社の持つ意味を今一度噛みしめてみる必要性を感じる。

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紙の本

老舗のしぶとさ

2007/04/14 15:03

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽむ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 学生の頃研究室の先輩にすすめられて、この人の『コリアン世界の旅』というのを読んだ。
 気がつけば大学の先生になってたのねぇ。

 最近私、技術史とか興味あるからこういう類のご本がやっと面白くなってきた。
 いわゆる”老舗”の存在は、日本人には当たり前のことじゃないかと思うけど、他のアジア諸国にはそういった企業はほとんどないという指摘にびっくり。
 そんなこと全然知らなかった。
 直接の要因ではないけれど、著者があげているのが”職人のアジア””削る文化”と”承認のアジア””重ねる文化”の対比。
 日本が前者です。
 言われてみるとそうだなぁと思う。
 より小さく、より高性能っていうふうに技術開発を突き詰めていくのは日本のお家芸のような気がするもの。


 列挙しないけど、挫折をこえて新技術を生み出したり別分野に応用したりする老舗企業の努力がすごい。
 それができなくって消えていった企業もいっぱいあるんだろうなぁとつい影の部分を思ってしまうけど。
 金箔の会社カタニの社長さんの言葉「伝統は革新の連続」って言えてるねぇ。
 どこかをめざして突き進んでいくんじゃなくって、歩んできた道をふと振り返ると踏み固められていたような、そんな感じを受ける。
 ケイタイひとつ取ってみても、そこにはものすごくハイレベルな技術が用いられているんだなぁ。
 わかっちゃいたけども、そのここの技術を取り上げてみると、そのすごさを改めて感じる。
 そんな技術の粋をおそろしいほど気楽に消費している自分が怖い。

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2007/01/08 17:19

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2007/02/02 09:58

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2007/03/11 07:49

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