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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.5
  • 出版社: 日本出版社
  • サイズ:19cm/253p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-89048-955-X

紙の本

猫路地

著者 東 雅夫 (編),加門 七海 (ほか著)

迷い込んだら抜けられない猫の魔法は手ごわいから。猫好き作家20名による猫ファンタジー競作集。【「BOOK」データベースの商品解説】迷い込んだら抜けられない。猫の魔法は手ご...

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猫路地

税込 1,540 14pt

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商品説明

迷い込んだら抜けられない猫の魔法は手ごわいから。猫好き作家20名による猫ファンタジー競作集。【「BOOK」データベースの商品解説】

迷い込んだら抜けられない。猫の魔法は手ごわいから…。菊地秀行・皆川博子・別役実・谷山浩子など、猫好き作家20人による、猫ファンタジー競作集。「猫火花」「猫眼鏡」「妙猫」ほかを収録。全編書き下ろし。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

猫火花 加門七海 著 5-15
猫ノ湯 長島槇子 著 17-27
猫眼鏡 谷山浩子 著 29-37

著者紹介

東 雅夫

略歴
〈東雅夫〉1958年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部日本文学科卒業。アンソロジスト、文芸評論家。怪談専門誌『幽』編集長。著書に「ホラー小説時評」「百物語の百怪」など。

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みんなのレビュー13件

みんなの評価4.2

評価内訳

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  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

どんだけ猫好きやねん。

2009/03/05 23:08

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:野棘かな - この投稿者のレビュー一覧を見る

カラオケで
「ねこの森には帰れない、帰る道だっておーぼえてない」
と歌ってしまうわたし。

ねこだらけのいっぱい猫路地。
うーむ、なるほど、いろんな猫がいるにゃん。
どんだけ猫好きやねん。

猫って、猫を見る人の性格やその時の思いを映し出す。
猫って、想像力をかきたてるから不思議ね。
猫って、猫目の世界にわたしを引きずり込もうとするのよ。
猫って、猫って、猫って、なんてかわいい奴なの。

じっとわたしを見つめているにゃん。
何みてるにゃん。

にゃんに見つめられて、わたしも微視的な詩人になる。
「ありがとうにゃん」
ぎゅっとにゃんを抱きしめた。

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紙の本

猫の鏡に映っていたのは自分だった。

2008/12/31 12:49

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

猫みたいな人もいれば、人みたいな猫もいるけれど、
一見普通の人と一見普通の猫が出てきて、
不思議な世界に大真面目に住んでいる。

あまりに普通に大真面目に住んでいるものだから、
こっちのいる世界の方が変なのかもしれないと思ってしまうくらい。

行ってみたいのは、「猫書店」。

詩歌と幻想的な文学作品ばかり置いているらしいから、
障害当事者の自伝ばかり私の本棚の中身とは明らかに違う世界だけど。

もしかすると、紋切り型ではないこだわりを持った選書をしている書店も
何回か行っているうちに気に入りそうな本を見繕ってくれ、
なじみのお客にはそっと開店の由来を話してしまう店主も
昔は不思議でもなんでもなかったのかもしれないけど。

今は、不思議の世界の住民として
あまりにぴったりなキャラクターになってしまったのだ。

もう一箇所行ってみたいのは、「猫波の島」。

カレンダーには載っていない1日多い日を私もふっと見つけて、
出かけてみたい。

魂を半分だけ外に飛ばして遊んでいる猫たちや
波になっている猫たちもいる。

たくさんの猫たちが幸せに暮らす島。

「一緒にいた猫のことを忘れる人間はいないよ。
どんなに忙しくたって、
いつかは区切りがついたり疲れた立ち止まる時がくる。
その時に昔一緒に暮らした猫のことを思い出して、
みんな必ずここへやって来る」。(p.144.)

やっとチューニングの合ったピンポイントを
追いかけすぎてしまう性格の私には、
「僕」と「セイさん」の距離感は、切ない。

でも、お互いを静かに思いやる2人の関係はすごくステキだ。

感情移入をしてしまったのは、「猫魂」。

家族とも親戚ともどことなくなじめない「自分」。

魂の何処かが壊れているから、
泣くことも笑うこともひどく下手だと感じている。

昔から人交わりが下手で友達ができなかった。

「君は不自然な人だね。まるで喜んでいる人の真似をしているみたいだ」。
(p.174.)

私自身にも聞き覚えのある言葉だ。

「自分」は、この世界に強い違和感を覚えつつも誰にも馴染めぬまま育つ。

この「自分」という一人称自体が、性を感じさせない。

「自分」が人から言われたセリフから
なんとなく女性なのかなと思わせるのだけれど、
でも、それはたぶんどちらでもいいのだ。

伯父が口にした「ねこだま」という言葉がキーワードなり、
「自分」は秘密を知ることになる。

「最初の驚きが去った後、自分は意外に平静だった。
それどころか、どこか安堵さえしていた。」(p.180.)

これはどこか、大人になってから自分の診断名を
受け入れるときの心境に似ていると思った。

自分はどこか変だと思いながらずっと答えが見つからなかったけれど、
そうだったのかと腑に落ちるのだ。

これからも自分はここで生きていかねばならない。

ここは自分にとっての「異界」で、
あちらこそ本当の居場所なのだと思っていても。

鈴の音に呼ばれているような気がしても、
山の中に誘われているような気がしても、
きっとそこには行けない。

行ったとしても、そこでもまた、
姿が違うばかりに完全になじむことはできないであろう。

狭間の者として生きるのは大変だけれど、
それでも、ここで生きていかなくてはならない。

「自分のような者でも心安らかに上手く生きていける場所」に、
そっと思いをはせながら、
今日も、リアルで生きていくしかないんだ。

私は、ファンタジーを読むときでさえ、
自分を完全には捨てられない大人になってしまった。

「猫路地を散歩した私」は、「ファンタージエンを旅した私」とは、
もう違う。

でも、「ファンタージエン」や「猫路地」は、
どこかにあると思い続けていたい。

この本を読み終わったら、萩原朔太郎の『猫町』を読んでみたくなった。

探してみると、ちょうど写真付きの猫町があるではないか!

これぞ、猫路地に迷い込んだ状態なのかもしれない。

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紙の本

猫が不思議なのか、こんな話を書いちゃう猫を好きな人間の方がもっと不思議

2006/06/03 16:29

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゴン狐 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 仔猫を飼い始めたものだからつい、購入。物語が怖いとか不思議というよりも、自分と猫のいる現実が揺らいで見える、そんなお話。
 話の一つ一つは、ファンタジーではあるのだけれども、その世界に浸りきれない中途半端な浮遊感がある。猫の不思議と、猫のいる空間の不思議、猫と猫の空間に取り込まれてしまった人間の不思議。それらが妙に突拍子もない感じで、何だか物語の中に入って行けない。そのくせ覚めた目線で「猫路地」に入って行けない自分が、猫好きの範疇から阻害されたような、奇妙な寂しさが残った。
 話に夢中になって「猫路地」に迷い込むというよりも、その後に会った猫が何だか違った生き物に見える。それがこの本の中の猫の魔法かも。

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2006/05/22 23:51

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2008/02/27 14:52

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2010/02/02 21:27

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2010/07/24 14:54

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