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商品説明
「私は映画から水俣にふれた。記録作業を通じて水俣病を知った」――。なお撮り残したことがある、と、『医学としての水俣病・三部作』『不知火海』の製作に取りかかったドキュメンタリストの省察はさらに深まる。〈水俣病〉の病像をもとめて、裁判闘争の前線から、医学の臨床・研究現場へ、さらには漁民の生きる不知火の海辺の静謐な情景へと、カメラを移し替えていく。撮れることと撮れないことのあいだに立ち、足踏みする記録者の、思考の軌跡。映画とは、記録とは、人間とは──。『映画は生きものの仕事である』の続篇、鈴木一誌氏による新装版にて復刻! 新装判あとがき「疫学の世界としての不知火海」(書き下ろし、9000字)を追加収録。【本の内容】
目次
- I
- 何故映画か?──わが戦後30年の検証
- “赤心”の履歴
- 幻視の「党」を求めて
- “水俣”というヤスリ
- II
- 演出ノート
- 水俣病の未来像をさぐりつつ
- 「水俣」から「不知火海」まで
著者紹介
土本 典昭
- 略歴
- 〈土本典昭〉1928年岐阜県生まれ。記録映画作家。岩波映画製作所を経てフリーに。「水俣−患者さんとその世界」などにより世界的反響を呼ぶ。80年代以降はアフガニスタンに取材を重ねる。
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