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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 1,040件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2004/08/10
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/383p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-274838-X
文庫

紙の本

13階段 (講談社文庫)

著者 高野 和明 (著)

【江戸川乱歩賞(第47回)】【「TRC MARC」の商品解説】宮部みゆき氏絶賛!!!手強い商売仇を送り出してしまったものです。――(本書解説より)犯行時刻の記憶を失った死...

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13階段 (講談社文庫)

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商品説明

【江戸川乱歩賞(第47回)】【「TRC MARC」の商品解説】

宮部みゆき氏絶賛!!!
手強い商売仇を送り出してしまったものです。――(本書解説より)

犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。だが手掛かりは、死刑囚の脳裏に甦った「階段」の記憶のみ。処刑までに残された時間はわずかしかない。2人は、無実の男の命を救うことができるのか。江戸川乱歩賞史上に燦然と輝く傑作長編。【商品解説】

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みんなのレビュー1,040件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

合法な殺人者の苦悩。

2005/06/02 15:57

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

この感覚を表現する言葉を知らない。怖いでも面白いでも無い。でも圧倒的な迫力で押されまくった。死刑制度、に視線を合わせ、冤罪事件からサスペンス物に仕上がっている。
物語そのものの偶然性や、ありがちなドンデン?などは全く気にならない。いや物語は二の次と言って過言では無い。死刑に向かう死刑囚の心境、そして執行の実際。そして、思いもしなかったが執行官の心境。そう、法が許しているというだけで、彼らも人殺しなのだ。
デビュー作だという。しかしこのパンチ力は素晴らしい。次作に期待したい。

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紙の本

手慣れた文章

2020/04/22 21:17

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:beni - この投稿者のレビュー一覧を見る

デビュー作だそうだが、とても文章が巧い。
お陰でさくさく読めた。

死刑制度は必要と私は思っているが、現実、囚人の首に縄をつけたりする実務の方の気持ちまでは、確かに考えたことがなかった。
それほど魂に傷を負う人もいるのだとも、また想像したことがなかった。

だって仕事でやってることで、そんなの貴方が「殺す」わけじゃないのに、そこまで気に病まなくても、と
そんな在り来たりの慰めの言葉は聞き飽きているのであろう。
人は皆んな、どこか心に傷を抱えて生きているものだが、この主人公2人のそれぞれの傷が殊更に痛ましく思えた。

死刑囚の刑場での扱いについて、ちょっと付記しておきたい。
刑場に入り、首に縄をかける前に好きな物を食べていいと色んな食べ物を用意しているそうだが、人が見ている前で食べろって?なんかイヤだ、そんなの。
最後の食事は、前日に済ませてやって欲しい。
規則がこの小説の通りか知らんが、もしそうなら改定してやってくれ。

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紙の本

見事な回収

2023/10/22 21:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:狂ったチワワ - この投稿者のレビュー一覧を見る

多くの伏線を抱えながら、最後には見事に回収していく。
死刑執行についても考えさせられ、一人一人の感情がすっと入ってくる。
名作である。

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紙の本

深い

2023/03/03 08:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちょびリッチ君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

検事ものにはまっていて探してみたところこれにたどり着いた。
納得のいく面白さです。
死刑制度はまだまだ問題がありそうですね。

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紙の本

冤罪

2019/01/04 19:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちゃむ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品を読んで死刑制度や冤罪について深く考えるようになりました。死刑を執行する人、死刑を受ける罪人の心境も記されていてとても読み応えがありました。

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紙の本

死刑制度の意義を考えさせられる一冊

2018/01/28 14:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

死刑囚の冤罪を晴らすため、死刑囚の階段の記憶を頼りに、真犯人を追うという話。死刑囚の気持ちや死刑の場面がリアルに描かれており、胸を打たれました。死刑執行に立ち会う執行官の辛さが身にしみます。人殺しの中の0.5%が死刑判決ということらしい、それだけ重い。一方で報道されている以外の犯罪の多さに愕然。賛否両論の死刑制度、今まで深く考えことはありませんでしたが、すごく考えさせられるとともに、改めて命の重さを感じさせられる話でした。

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紙の本

死刑制度について考えさせられた

2015/09/06 03:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:paguapgu - この投稿者のレビュー一覧を見る

娯楽ミステリーでありながら、死刑制度について深く考えさせられた。賛成派だったけれど、実際の死刑現場に立ち会う職員の苦悩など考えたこともなかった事を反省した。死刑は当然と思いながら、どこか自動的に勝手に行われるようなものだと思っていたのだ。
物語自体は、後半部分からグッと引き込まれる内容で一気に読み上げた。とても質の高いミステリー。同作者の他の作品も読んでみたくなった。

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紙の本

死刑制度とはなんなのか

2015/08/30 23:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:北嶺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリーとしてもさることながら、死刑制度のはらむ闇を見事に描いた名作。今まで読んだどのミステリーよりも考えさせられました。非常にリアリティがあり、作者もこの作品を書くにあたり、大変勉強したんだと思います。終わり方にわずかに不満がありますが、許容範囲です。ここまで考えさせられるミステリーをほかに知りません。

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紙の本

まだムラはあるにしても、その後への可能性を感じさせるデビュー作

2012/04/06 16:05

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

力作ではある。前書きがあって、面白いものをとにかく求めたいというようなことが書いてあるが、なかなかどうして、犯罪、死刑、更正といった問題を正面から取り上げて、この作者なりの『罪と罰』とでも言える作品に仕上がっている。

江戸川乱歩賞だけあって、娯楽小説としてのプロットもしっかりしている。まず、死刑制度の是非に悩む刑務官が、仮出所中の殺人犯の若者を助手に、死刑囚の冤罪晴らしに奔走するという設定が魅力的だ。犯罪自体の謎のほかに、読者は人間像の謎も提供され、犯罪が明らかにされると同時に、人間関係のあっと驚くトリックが明らかにされることを知って、不安を交えた期待感とともに先を読み進めることになる。

しかし、そこはデビュー第1作ということなのか、表現にしても構成にしても、ややバランスの悪さが見受けられるように思う。犯罪の組み立てにおいて、手が込みすぎて、いささか真実味に欠けるきらいがあるのではないか。罪と罰のテーマと謎解きの興味も、これらが寄り添うような展開が理想的だろうが、そこまではいっていない印象がある。

というわけで、読んでいる間の楽しさに比べると、読後感はもう一つだったような気もする。

とはいえ、真摯なテーマといい、ぐいぐい読ませる力感といい、今後の飛躍への可能性を大いに感じさせる作品である。そして実際、その後の作者の活躍を見れば、磨きをかけて大きくなっているのは明らかだろう。ますます面白いものを読ませてくれるよう期待したい。

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紙の本

罪と罰はどうあるべきか

2004/12/05 16:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Invoke - この投稿者のレビュー一覧を見る

江戸川乱歩賞受賞作品。
冤罪を晴らすという本来のストーリー自体はあまり重要ではなく、死刑囚の置かれている立場、状況、死刑制度の矛盾など、いろいろと考えさせられる。処刑場での描写は、衝撃的であり、その準備作業の件(くだり)については、映画「グリーンマイル」でのシーンを思い出させた。
執行のシーンの心境の描写は、トラウマになるのは無理ないと思えるほど、リアリティを感じた。終盤、ストーリーが急展開するが、大団円とはならず、ココロにひっかかりを残す。

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紙の本

スピード感と重厚感

2020/06/09 18:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まさがき - この投稿者のレビュー一覧を見る

ストーリーテリングが凄まじいです。
ぐんぐん引き込まれて、1日で読み切ってしまいました。
しかしテーマは重厚で、全編揺らぐことがなく、胸を突かれます。

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紙の本

推理小説としては最高のエンタテイメント作品です!

2016/02/20 10:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品は、高野和明氏の代表作で、江戸川乱歩賞を受賞した小説です。死刑判決を受けた一人の男の冤罪を晴らすため、主人公の一人である刑務官がその犯罪の真相を探っていきます。しかし、死刑囚は犯行時の記憶を全く失っており、なかなか真相には迫れません。唯一、死刑囚の記憶に残っていた「13段の階段」。これは一体何を意味するのでしょう。読者を最初からストーリーに引き込んで、巧みなどんでん返しで読者をはらはらさせてくれる傑作です。

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紙の本

ネット評価が高いので、読みました。

2014/10/24 22:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:shingo - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネット評価が高いので、読みました。
死刑囚の無実を晴らすミステリー。後半は畳み掛けますが、全体的に盛り上がりに欠けるかな、と思いました。

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紙の本

犯罪を犯した側に感情移入

2004/11/29 22:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:安良管理人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

犯罪を犯した側と犯した人を見る側の心理が克明に記述されています。
他人事ではなく感じ、自分が犯罪者になる可能性と、その後の憂鬱を感じさせてくれます。そして、意外な結末。重い話題ですが、それを感じさせないテンポで引き込まれてゆくお勧めの1作です。

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紙の本

凡百、ご都合主義というのがこれほどに当て嵌る作品もないのではないでしょうか。私は、この作品ともう一作で乱歩賞に決別しました。時代はメフィストでしょ・・・

2006/05/04 20:40

9人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

《25歳のとき、誤って人を殺してしまった三上純一は、刑期を終えて出所し、両親と暮らし始めた。その刑務所の首席矯正処遇官の南郷から、十年前の殺人事件を調べる協力の要請が》江戸川乱歩賞受賞作。当サイトでの評価のあまりの高さに、正直、ボーゼン、っていう状態です。
あれって、あんまりだよな、と言うのが友人の第一行でした。あれってのは、これのことで、メールだから第一声じゃあなくて「第一行」、まあ受けを狙う文章の書き出しは、あざとくなっていけないね。実は、この本を読んだ時、仙台の友人に感想メールを入れたら、偶然、彼女もこの本を読んでいて、その返信メールが、冒頭のことばにつながって、これで文章はウロボロスですねえ。
それは、奇しくも純一が十年前に彼女と家出をした千葉県中湊で起きた殺人事件でした。犯人とされる樹原亮は既に死刑の判決を受けていますが、肝心の事件当時の記憶を失っているせいで、反省をすることができません。そのせいで「改悛の情が無い」と判断され、情状酌量の対象にもならず、度重なる抗告も退けられ、刑執行の日が近付いている、そういう設定です。
その亮が、最後の瞬間になって思い出したのが「階段」のイメージでした。無論、何処にあったものか、いつ見たものかは全く分らないのです。今まで、数多くの死刑の執行に立ち会ってきた南郷は、樹原のその一言を信じます。そして自分の家庭の崩壊を前に職を辞し、刑務所で知り合った純一と共に、樹原の事件真相の解明に乗り出すのです。
純一が起こしてしまった傷害致死事件のもたらした波紋、高校を中退せざるを得なくなり、今は家を出ている弟。損害賠償のために家を売り払い、それでも返済に追われる両親。彼を許そうとしない被害者の父親。罪とは何か、罰はどのようにあるべきか、死刑の持つ意味は。根の深い問題を推理小説の形で問い掛けます。
純一がなぜ、見知らぬ事件の容疑者の救済に立ち上がったのか、最後に明かされる真実は、これぞご都合主義の見本、話の運びもわざとらしさが目立って、それが私の友人のメールになったのです。それは私の感想でもあります。少なくともこれで、ご都合主義の二重唱です、この声よ、天まで、乱歩賞審査員まで届け!ま、それにしても何でこの小説に★五つつけるかな?
乃南アサ『晩鐘』の深さと読み比べてみなさい。犯罪のその後を描くというのは、ここまで来なければならないというお手本でしょう。それに比べれば、高野の受賞作、取り上げる問題の割に、技巧の荒さが目立って全体に深みに欠けます。一気に読むことができますけれど、それはこの本に関してはマイナスです。第47回江戸川乱歩賞受賞作ということと、最近、やたら犯罪者に甘い小説が多いので評判はいいようですが、期待し過ぎは禁物でしょう。
読者という13階段の前にいるのは、著者と乱歩賞審査員ではないでしょうか。

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