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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 58件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.3
  • 出版社: ランダムハウス講談社
  • サイズ:20cm/381p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-270-00012-0

紙の本

マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男

著者 マイケル・ルイス (著),中山 宥 (訳)

メジャーリーグで奇跡を起こした貧乏球団アスレチックスのカリスマGMとは? 格安の年俸ながら優勝する実力をもった選手たちとは? 野球ファンだけではなく、ビジネスマンからも圧...

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マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男

税込 1,760 16pt

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商品説明

メジャーリーグで奇跡を起こした貧乏球団アスレチックスのカリスマGMとは? 格安の年俸ながら優勝する実力をもった選手たちとは? 野球ファンだけではなく、ビジネスマンからも圧倒的賞賛を送られた全米ベストセラー。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

マイケル・ルイス

略歴
〈ルイス〉ルイジアナ州生まれ。プリンストン大学で美術史の学士号を、ロンドン大学で経済学の修士号を取得。著書に「マネー・カルチャー」など。

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みんなのレビュー58件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

勝利の為に全力を尽くすとは一体どういう事なのか

2005/09/17 23:27

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hama - この投稿者のレビュー一覧を見る

大リーグのマリナーズにはイチローという元日本球界屈指のバッターがいながら、
なぜ地区優勝を飾ることができないのか?
この本を読めば、その理由の一端も知ることができる。
イチローの事を知っている日本人は多くても、
同じリーグにいるオークランド・アスレチックスというチームを
知っている人はわずかだろう。
00’-03’シーズンまで、4度続けて地区優勝を果たしているこのチームには、
一風変わったゼネラルマネージャーとスタッフがいる。
本書「マネー・ボール」は、かつて大リーグ選手として期待され
また挫折を経験した男が、
ゼネラルマネージャーという肩書きを得て球団を改革していく物語だ。
アスレチックスのGM、ビリー・ビーンは極めて科学的なアプローチから球団作りを行った。
すなわち、豊富な資金力による優秀な選手の引き抜きや、
監督やスカウトの「長年の勘」ではなく、確かなデータを基に
戦略を組み立てて勝利を引き寄せたのだ。
戦術としての盗塁やバントが禁止されているこのチームは、
他の野球チームとは全く異なる価値観の中で戦っている。
優れた打者とは、3割・30本・30盗塁する打者ではなく、
出塁率が高く、三振が少なく、四球を多く貰う打者だ。
優れた投手とは、155キロの速球や沢山のセーブを持つ投手ではなく、
コントロールが良く、四球を出さない投手だ。
05’シーズン、オークランド・アスレチックのチーム盗塁数は
もちろん大リーグ全チーム数最低だ。
そして、またしても地区優勝を争っている。

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紙の本

低予算ながらも「勝率最大化行動」を地で行く凄さ

2004/11/29 19:18

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:子母原心 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日本プロ野球にとって「共存共栄の模範」と目されている大リーグだが、こちらでも「持てる者」と「持たざる者」の格差は激しくなっており、折しも選手の年俸高騰化が重なって、結局は撤回されたものの「球団削減」が議題に挙がるほどの深刻な事態が生じている。

 著者のマイケル・ルイスが着目したオークランド・アスレチックスは、低予算によって選手の総年俸が全30球団中で下位に属しながら、ペナントレースではやはり総年俸1位のヤンキース並みに勝ち続けていることに成功している。その鍵がルイスが主人公にしているGMビリー・ビーンの手腕である。

 オーナーから低予算を課せられている以上選手の人件費に多くを割けず、そのため有力選手のFA移籍はやむをえない、そんなチームが勝つためにはどうするべきか。それは選手の評価尺度を徹底的に洗い出し、「従来の評価基準では過小評価されながら価値の高い選手」を発掘する以外にない。例えば野手では「出塁率」「長打率」を3:1の度合いで重要視、投手では「非得点率」の低い投手を見つけ出すことである。つまりは徹底したデータ野球だ。

 「マネー・ボール」的マネジメントのハイライトは、旧来の評価基準だと「打率」や「打点」が高い選手は一流選手とみなされ高い値がつくが、平均程度の打率の選手は低年俸に甘んじる。だが、後者の選手でも「出塁率」が高い選手は、アスレチックスの基準では勝利に貢献できる「優秀な選手」に他ならないが、安価で獲得できる。要するに「適正価格」を下回る「市場価格」が付いている。こうした選手を集めて、チームの得点力をアップすれば勝てる。ここがポイントだ。

 アスレチックスのFA戦略には多分に「裁定取引」の要素がある。選手が「市場価格」を上回る評価をするチームにそのまま引き取ってもらい、見返りにFA補償金やドラフト1位指名という「利鞘」を稼ぐのだ。FA選手の年俸分の人件費が浮き、当然獲得する選手は「マネー・ボール・プレイヤー」でありFA選手の穴埋めが計算できる事になる。

 本書で述べられるアスレチックスのマネジメントと、ベースになる野球哲学は日本の野球ファンも魅了するだろうが、一つ欠点を挙げるとこのチームはプレイオフでは4年連続敗退している。「マネー・ボール・ウェイ」は長丁場のペナント・レースでは有効だが、短期決戦では「運だ」とビーン自身も認めている。しかし、日本では、日本シリーズのような短期決戦では「勝ち試合」ではなく「負け試合を計算する」という恐らくビリー・ビーンにとっては驚天動地の発想がある。ヤクルト、西武でそうした発想の元に日本一に導いた広岡達朗や森祇晶の著作を英訳して、ビリー・ビーンに教えてあげるのもいいかもしれない。

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紙の本

横浜ベイスターズの関係者はみんなこれを読め,他のチームのヤツはお願いだから読まないでくれ

2004/07/14 09:26

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SnakeHole - この投稿者のレビュー一覧を見る

 まずはオビのアオリをそのまま書き写す。「貧乏球団アスレチックスは,なぜ勝ち続けるのか? 小説ではぜったい書けない男たちの熱いドラマ。」
 アスレチックスというのはサンフランシスコの対岸,オークランドに本拠地を置くメジャーリーグのチームだ。日本人選手もおらず,「A's」という略称を見てニッポンの阿呆な国会議員が「アメリカはすごいな,エイズにかかったヒトのプロ野球チームがあるのか」と言った(知らないヒトは信じないかもしれないが実話です。次から真面目に選挙に行く気になりましたか?)時以来日本の新聞などでメインの話題になったことはない(と思う)。
 が,このアスレチックス,ここ数年の成績は抜群。本書に寄れば「ニューヨーク・ヤンキーズの1/3以下の年俸総額の選手達を使って,ニューヨーク・ヤンキーズ並みの成績を上げ続けている」。まさに奇蹟のチームなのである。これは,その「奇蹟」を可能にした元二流メジャーリーガーのジェネラル・マネージャー,ビリー・ビーンの哲学と思想(というほど形而上的なモンでもないが)を追ったドキュメンタリー。「野球」を徹底的に科学し,文字通りの意味での「勝利の方程式」を作り上げた男の物語である。
 オレの読後感を正直に吐露すると「横浜ベイスターズの関係者はみんなこれを読め,他のチームのヤツはお願いだから読まないでくれ」ということになる。あ,あと一言だけ,1998年我らがベイスターズの優勝監督・権堂さんが「送りバントというのはわざわざ敵にアウトを献上するという世にも馬鹿馬鹿しい作戦だ」と言っていたのはデータ的にも圧倒的に正しかったのだ。まだ遅くない,ダイちゃん,権堂さんの采配を思い出そう!

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紙の本

これは情熱というものを知るための本である

2004/06/27 20:03

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yama-a - この投稿者のレビュー一覧を見る

 中にはこの本を経営書の一種として読む人もいるのかもしれない。しかし、僕としてはこの本は何としても書店の「経営」の棚ではなく「スポーツ」の棚に置いてほしい。これは球団経営の本ではない。紛れもなく野球に対する情熱について書かれた本である。ただ、そのアプローチが従来のプロ野球関係者やファンのものとは180度違っていたというだけのことだ。
 ビリー・ビーン──元メジャー・リーガー。ドラフト1順目に指名されてメッツに入団したが、結局大した成績は残していない。現在はオークランド・アスレチックスのゼネラル・マネージャ。アスレチックスは貧乏球団でありながら4年連続でプレーオフに出場するという常勝球団であって、その秘密はひとえにビリーの手腕にあるといって良い。
 金がない故に年俸の高い一流選手を抱えられない(トレードで獲得できないというだけではなく、自分の球団の選手であっても年俸が高くなってくるとトレードに出すしかない)。──その状況を逆手にとり、術策の限りを尽くして無名で有望な選手を集めようとするビリー。そのためには今までアスレチックスに貢献してきた選手でも簡単にトレードに出す。彼が考えることは大きな見返りを得ることだけである。
 そもそも他球団で疵もの扱いされている選手を好むビリー。バントや盗塁を、徒にアウトを増やすだけだと言って毛嫌いするビリー。自分の思い通りにならないと壁に椅子を投げつけたりするビリー。何よりも出塁率を重んじるビリー。コンピュータによる統計と分析を徹底的に推し進め、次々と無名選手を発掘して行くビリーとその側近たち。そう書いて行くとこの本はビリー・ビーンの英雄物語のように見えるが、そんなに一辺倒で短絡的なものではない。
 ビリーの考え方は、今でもそして今後も、ほとんどのプロ野球関係者や大半の野球ファンには受け入れられないだろう。彼は英雄になりきらないまま死ぬ可能性のほうが高いような気がする。そんな逆境の中、彼を駆り立てるもの──それは、彼の野球に対する情熱に他ならない。僕は読者には、この情熱の深さ、激しさ、純粋さを充分に読み取ってほしいと思う。ここで展開される新奇な(あるいは珍奇な)野球理論に「へぇ」と感心するのは副次的な産物である。
 「結局なすすべもなく球団を手放すしかなかった近鉄バファローズの球団幹部に、あるいは高級取りの大物ばかりを集めても成績の上がらない巨人のオーナーに読ませたい。爪の垢でも煎じて飲ませたい」というのは誰でも言えそうな台詞である。僕にはその台詞は浅薄なものに響く。
 そんな次元のものではない、もっともっと熱い何かを、僕はビリー・ビーンという人に感じてしまうのである。これは情熱というものを知るための本である。

by yama-a 賢い言葉のWeb

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紙の本

不条理な男たちの戦い

2004/04/11 22:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 20年近く前、日本でプレーした元大物メジャーリーガーが、「地球の裏側に野球という名のベースボールとはまったく異質なスポーツがあった」というような言葉を去り際に残したとか。この本を読んだ今、まさにそれと同じ気分を感じている。これは選手の年俸総額は、メジャー・リーグで最下位付近にランクされながらも、毎年記録的な快進撃をつづけるオークランド・アスレチックスを舞台にしたお話。単なる野球の本ではなく、「イノベーションとは何か」を考えさせる秀逸なビジネス書でもあります。
 
 野球は筋書きのないドラマ。そこで繰り広げられる人間模様にまで感情移入して一喜一憂するのが大方のファン心理ではないか。しかし、この本の主人公、GMのビリー・ビーン(挫折した元メジャーリーガー)とその部下ポール・デポデスタ(ハーバード大出身)は、まるでウォール街のトレーダーのように、デスクトップ上でチームを編成していく。フィールドで起こるプレーは、すべて過去に起きていることであり、ある程度は予測可能。野手で重視すべき能力は出塁率と長打率、そしてそれらの重要度の比率は3:1であるという。盗塁とバントは認めない、守備力も重要でない。投手に対しても独自の基準を設ける。

 これは少しでも野球をかじったことのある人なら皆、血相を変えて否定するに違いない、「出塁率が重要なのはわかる、でも盗塁やバントは主導権を握るためにもっとも重要な戦略だし、ディフェンスはもっとも大事な要素だ」と。しかし彼らは、この「経験からくる主観に頼ることがいちばん危険」という。だからポールはGMでありながら試合を生で観戦しない、主観を醸成しないために。独自の基準で抽出したデータを信じ、スカウティングを進める。そしてその目で見てもパッとしない、給料の安い選手を次々と獲得し、彼らは(一部の人たちだけの)期待どおりに活躍をする。それはボールゲームというよりも、ボードゲームという感覚だ。

 当然、反撥が起こる。経験に頼る百戦錬磨のスカウトたちは不満を持ち、足を武器に確固たる地位を築いてきた一流選手はフロントを批判する。当たり前だろう、神聖なはずの野球文化が壊されようとしているのだから。しかし、伝統を壊し、革新者であるはずのビリーも矛盾を抱えている。彼も本当は過去の慣習に則った野球を愛しているのだから。断定はできないけれど、彼のキャリアと振る舞いがそう思わせる。不条理を抱えているのはチームスタッフや監督、コーチ、選手だけではなく、世間的には不条理な改革を進めるビリー自身も抱えている。これが新しいことを実行するときの痛みなのかもしれない。

 野球に「正しい」科学を採り入れる。約30年前に1人のマニアの心の中で始まった発想が、今となって確実にアメリカで結果を出している。しかしもちろん、いまだに否定する声のほうが大きい。「やはり野球は人間の血の通った筋書きのないドラマであってほしい、こんな冷たい野球科学は必要ない。でもこう思うのって、俺は前例がないことを受け入れられない人だってことなのかな?」−そんなことを思いながら読み進んでいたが、最終章の結びとエピローグに少しだけ救われたような気がしている。

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紙の本

格安の年俸集団が巨大戦力に挑む

2021/12/31 03:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

2021年のペナントレースを制した、ヤクルトスワローズに重ねてしまいます。3割バッターも10勝ピッチャーもいないチームが下馬評を覆したのは、データ重視と常識に捉われない采配が大きかったのでしょう。

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紙の本

リアルで面白いが、現場は大変だろうな...

2011/11/11 14:24

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る

メジャーリーグ・アスレチックスのGMの「成功秘話」である。資金の無い球団が勝ちあがるために何をしてきたか、という内容だが、所謂「ビジネス書」ではない。野球に関する評価軸を独自のものとする。つまり一般的な打率だの防御率だの、ではなく、ましてや「主観的」な見方ではなく、たとえば「出塁率」に重きを置く、とか。つまりは「アウトにならない確率」が高い打者が有用だという見方を。一般的なメジャーリーグのイメージからは正反対だが、「四球」を選べる眼をもった打者を取る。そういう「客観的な」評価軸をどうやってもつに至ったか、そしてそれを以て成功したのかしないのか(つまり勝ったかどうか)、というのがひとつのストーリー。そしてもう一つが、そういう選手を以下に「効率よく」獲得して、効率よく放出するか、という「ビジネス」の部分。このGMは「チーム構成」という枠のみならずゲームの戦術についても、選手はおろか監督までも締めつける。これがいいのかどうかはわからないが、現実として、結果としてチームは快進撃を続ける。
表面的に数字に表れるものだけではなくて、根本的な本質的な指標を見つけ、それを軸として徹底する、というのは面白い。それに追随する他チームが現れないうちは、このチームの快進撃は続くかもしれない。しかしながら、「テクニック」部分、つまり「本質をもちながら表面に現れていない」埋もれている選手を探して、(ここからです)「安く買って」、数年後の放出時に「高く売る」という内容が、ともすればあまりに「ビジネス」であり、ドライすぎる感じはするね。GMにとっては、これも投資、ゲームであるにすぎない。人間がプレーをする、という点が少し希薄な感じ。そこまで徹底している、ということでもあるんだけど、「日本的」ではないし、野球というゲームを見ている「お金を払う人=観客」がどう見るか、という点が気がかり。「勝てばOK」であれば、NYの球団のように「金」を軸にするのと変わらないとは思うけれども。
それほどのメジャーリーグファンではないし、日本人プレーヤーが所属するか、ユニフォームのデザインが好きか、というレベルの自分としては、スーパースター以外の選手(それも含めて、だけど)と所属球団が結び付かない、という現実にどうも疑問が。出たり入ったり、というのは、どうも自分のような「古い日本人」には抵抗が少なからずあり...
読み物としては非常に面白い。「海の向こう」と考えれば「ヒトゴト」だし。でも、思いついたのは、「岩隈は確かアスレチックスにやられたんじゃ...」ということ...なんとなく合点。

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2004/09/30 00:50

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2004/10/02 01:42

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