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商品説明
「ハリー・ポッター」が最初広告費0円でも売れた理由とは? 大ヒット商品やサービスの裏には必ずと言っていいほど優れた仕掛けが存在する。大ヒット商品の「売る仕掛け」を明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
玉木 剛
- 略歴
- 〈玉木剛〉大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。コミュニケーションデザイン代表取締役。著書に「全部無料で宣伝してもらう、対マスコミPR術」ほか。
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紙の本
広告宣伝じゃなく広報でマスコミ記事に載せよう
2004/07/13 08:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:13オミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
マスコミにコネがなく初めて広報をやろうとすれば、企画型プレリリースじゃなきゃ編集者の目にはとまらないね。そんな簡単にマスコミを使って自社を記事にしてもらえるわけないと思うんだけどなあ。親切なら、企画型プレリリースの書き方を詳細にすべきだろう。それをしてないんだから内容はお粗末で金取り主義の本だね。
とりあえず、本書を参考にして50社ばかりの出版社にメール・郵便でプレリリースらしきものをだしたところ、2社から返事が返ってきました。しかし、当然「今回はご期待にそえません」との回答。企画型プレリリースにしてないから、再びチャレンジしてみます。本書にもあるように何度も切り口を変えて送り続けることが肝心。
大ヒットの仕掛けには4つのステップがあるという。ステップ1 あるカテゴリーでナンバー1になれる強みがあること。それを打ち出す。ステップ2 顧客ターゲットをブレさせずに特定する。ステップ3 潜在顧客に訴えたいキーメッセージをネーミングやキャッチコピーに表現する。ステップ4 キーメッセージを効率的に伝えるためにどの媒体に働きかけるかなど。
大ヒット商品のマスコミ戦略事例が実際に11例載っている。本・映画・歌謡曲・飲食店・ホテル・マーケティング・お菓子・イベント・健康食品なんかだ。売れるまでの道筋が詳細でわかりやすい。
巻末資料として媒体先が載っている。新聞社・出版社などの連絡先がある。
広告宣伝費を考えたら、この広報活動は経費がほとんどかからない。マスコミに記事として取り上げられたら絶大な効果を発揮するだろう。プレリリース成功事例をもっと載せてほしい。できれば、業種別で。
紙の本
小企業・起業希望者は必須ノウハウ
2003/04/03 15:27
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投稿者:九州ベンチャー大学・栢野克己 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は長年、広告代理店で働き、昨年から零細起業コンサルに転身したが、最初の7年間は平均収入200万でまったくダメ。人の広告の世話よりも、まずは自分を売り込まねばと、この本の内容を実行に移した。結果は今年、年収は約3000万円。妻と2人の弱小事務所。金もない私がやったのは、まさにこの内容。PR戦略というと電通+大企業のやることと思ってる人が多いが、タダでのPR=まさに弱者の中小・ベンチャー・零細がやるべき手段。どうせ金はかからないからとにかく「ヤル」+諦めずに毎月「やり続ける」を数年やれば、あなたの人生と会社は途方もなく好転するだろう。すぐの注文を薦める。(小さな会社☆儲けのルール:著者)
紙の本
PRマーケティングの実用書。
2003/06/29 12:27
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投稿者:aguni - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作『全部無料(タダ)で宣伝してもらう、対マスコミPR術』が売れたらしい。この本はその実践編。著者の趣旨は変わっておらず、広告に頼らずにPRで仕掛けろ、というのが本書のテーマ。
『ハリーポッター』『アメリ』『藤圭子』『監獄レストラン』『ヒルトン東京ベイ』『カフェアンバー』『トレンダーズ』『なめらかプリン』『九州ベンチャー大学』『プロ・アクティブ』『神田昌典』の実例を前半で紹介。後半は「あなたの会社でも大ヒットは仕掛けられる」「大ヒットを生み出すマスコミ戦略はいますぐ実践できる!」と章立てし、玉木氏の持論を展開していく。
この本で語られる大ヒットの法則というのは、つまりはマスコミに取り上げてもらえるだけのリリースを書けるかどうかということ。「いいものなんだけど、売れない」という、「誰も知らないけどいいもの」というユニークな商品・サービスを抱えているのであればこの本は役に立つだろう。しかし市場が成熟してしまった商品・サービスを持っている会社であれば、あまり役には立たないかもしれない。ニュース性があるからマスコミが取り上げるのであって、そうでなければ無視される。当たり前だ。
もちろん、ニュース性というのは新しさばかりではない。例えば『ハリーポッター』であれば、
「亡き夫の意思を受け継ぎ、松岡さんが静山社の社長に就任した」
「読んで感動、自身で著者に交渉し、日本語出版権を獲得した」
という書籍誕生のエピソードでもはやニュースに取り上げられるだけの「物語」があった、と玉木氏は分析している。
だからこの本は決して何でもいいから売れるようになる魔法を紹介する本ではない。かつてあまりにも広告のパワーが大きくなりすぎてしまって、CMが良ければ売れる、という時代があったのだろう。しかし高度成長の終わりとともに、いいものしか売れない時代になってきた。その中で、小さくともキラリと光る商品やサービスというものが脚光を浴びている。あなたの小さな会社でも、大ヒットのチャンスが掴めるかもしれない。
まだそんなサービスや商品がない、という方はとりあえず、この本で強みを表現する基本的なテクニックを磨いておきましょう。
紙の本
メッセージを伝えるテクニックを随所で実践
2004/03/08 22:24
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投稿者:bookworm - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者のメッセージは明瞭でマスコミをうまく活用して商品を売り込みましょうという内容でした。宣伝コストを抑えながら商品を売り込むノウハウ本としてはいろいろな提言がありそれなりに参考になる人も多いかもしれません。
本書はヒット商品を出すための指南書ではなく、商品をヒットさせるには競争力のある商品であることに加え、運や人脈などが重要であり、ただ本を読めばヒット商品が生み出せるという内容ではありません。いくつかの商品が紹介され、その成功の秘訣を解説しているのですが、僕には馴染みのない物ばかりで、これが本当に大ヒットしたの???という感じで説得力がありませんでした。タイトルから抱かせるイメージと内容とにはギャップがありました。
本文中のレイアウトを工夫し、太字をふんだんに採用するなど、本書で提言するメッセージを伝えるテクニックを随所に実践しているという感じをうけました。
「マスコミによりかえってイメージが低下させられたり、成功に対する妬みや嫉妬からマスコミが足を引っ張っるためあなたを振りまわすことがあるので注意が必要」と自分の手法が万能でないところを客観的に分析しているところなどは共感がもてました。
紙の本
著者コメント
2003/02/20 19:21
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投稿者:玉木 剛 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「なぜ、あの商品だけ大ヒットしたのか?」あなたは、この問を真剣に考えたことがありますか?
多くの事例を見聞きし手がけてきた経験から、わたしは、それが決して広告によるものではないことを知りました。実は、多くの大ヒットは、メディアの報道や著名人・キーパーソンの口コミから生まれています。
そして、そこで必要になるのは、会社の知名度でもなければお金でもなく(もちろん、あるに越したことはないのですが……)、「知恵」や「努力」なのです。
まず、新規顧客の獲得はなるべくコストを掛けずに、本書で紹介したマスコミ戦略や販促広報を駆使してください。そうすれば、商品やサービスを世に送り出すことができます。宣伝費を掛けて派手に宣伝するのは、商品が成長軌道に乗った後で十分です。
経営者や商品・宣伝・広報担当者の方が、この手法を一刻も早く現場に取り入れ、一つでも多くの大ヒットを生み出していただければこんなに嬉しいことはありません。
頑張れ、日本!
玉木 剛